転職してすぐ転職はできる?適切な退職理由の伝え方・履歴書の書き方など

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転職の考え方

転職してすぐ転職をするとなると、求人企業から白い目で見られるのではないかと心配している人が多いかもしれません。そもそも転職してすぐ転職はできるのか、転職先が見つかるのかなど不安は尽きませんよね。

確かにリスクは大きいため、転職してすぐ転職するべきではない場合があります。しかしその一方で、あなたが置かれている状況によっては、転職してすぐ転職したほうがいい場合があります。

当記事では、転職してすぐ転職することはできるのか説明したうえで、面接を受ける際に退職理由はどのように言えばいいのか、履歴書にはどのように書けばいいのかについても解説しています。

転職してすぐ転職する人が成功するための秘訣もお伝えしますので、参考にしていただければ幸いです。あなたが転職してすぐ転職するべきなのか、転職してすぐ転職するべきではないのかをしっかり見極めたうえで、転職を成功させるための準備を始めましょう。

転職してすぐ転職はできるの?求人企業から持たれる印象は?

早速、転職してすぐ転職はできるのかお伝えします。併せて、転職してすぐ転職する人が求人企業から持たれる印象も確認しておきましょう。

転職してすぐ転職することは可能

転職してすぐ転職することはできますし、上手くいっている人がいるのも事実です。入社1ヶ月未満や3ヶ月という短期間で退職しても、次の転職に成功することはできます。

ただし、前の会社を入社後すぐに辞めた人を受け入れる姿勢は、求人企業や業界によって異なることは覚えておきましょう。ベンチャー企業のような変化のスピードが速い業界は、比較的転職してすぐ転職する人も受け入れてくれることが多いです。

歴史のある会社ですと、転職してすぐ転職することに前向きではない場合が多く、採用されるのは厳しいかもしれません。しかし、即戦力になりそうな人材であれば、転職してすぐ転職することに対して気に留めない求人企業もあります。

求人企業から持たれる印象

転職してすぐ転職する人は、求人企業からどのような印象を持たれるのか知っておきましょう。

マイナスの印象

まだ入社して間もない人がすぐ転職するとなると、求人企業から「人間性に問題があるのかもしれない」とマイナスの印象を持たれる可能性が高いです。

求人企業に「どうせまたすぐに辞めてしまうのではないか」と思われることは否定できません。採用してせっかく仕事を教えたのにすぐに辞められてしまうと、時間とお金の無駄になるため避けたいと考えるはずです。

あなたが転職してすぐ転職しようとすることは、求人企業からの心証を悪くすることになると理解しておきましょう。

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この後、転職してすぐ転職するべき人と転職してすぐ転職するべきではない人を紹介していきますが、その前にあなたの置かれている状況を考えてみてはいかがでしょうか。

転職直後は覚えることがたくさんあり、新たに人間関係を築いていくことになります。新しい環境になかなか馴染めず、ストレスを感じてしまい辞めたいと思っているのかもしれません。

入社後はストレスがつきもの。転職してすぐ転職しようとする前に、ストレスに対してどのように対処すれば今の職場で上手くやっていけるのか、ひとまず見ていきましょう。

 

入社後・転職直後に多くの人が感じするストレスと克服方法

そもそも入社後・転職直後は慣れない環境に身を置くため、緊張状態が続きストレスを感じやすいものです。

ここでは、入社後・転職直後によくあるストレスをご紹介したうえで、ストレスに打ち勝つための方法を5つお伝えします。できる限り早くストレスを解消し、仕事を充実させましょう。

入社後・転職直後によくあるストレス

入社前にイメージしていた仕事内容と違ったことでストレスを感じるケースは多々あります。これは、企業研究が足りていなかったことが原因です。いかに事前の情報収集が重要か分かりますね。

上司や先輩、同僚とのコミュニケーションが上手く取れないことでストレスを感じるケースもよくあります。職場の人たちに興味・関心を持ち、相手のことを理解したいという姿勢が大切です。

前職と社風が大きく変わったことによりストレスを感じるケースや、同じ業種や職種にもかかわらず求められるスキルが高いことにストレスを感じるケースもあります。

前職と就業時間や通勤時間が異なり、ライフスタイルが変わったことでストレスを感じるケースも珍しくありません。いかなる場合も、まずは自分自身で改善しようとする努力を怠らないことが大切です。

入社後・転職直後のストレスを解消・克服する方法

入社後・転職直後のストレスを克服する方法を5つお伝えします。ストレスに負けない心をつくりましょう。

期間を決め目標を立てて頑張ってみる

具体的に「いつまでに」という期間を決めたうえで、何か一つ目標を立てて頑張ってみましょう。何の目標もないまま、ただ何となく仕事をしていてもスキルが高まることはありません。

目標があることで仕事に取り組む姿勢が前向きになり、モチベーションが上がるはずです。さらに、自分のキャリアを見つめ直すきっかけにもなります。

目標を達成するためにどのくらいの期間がかかるのかイメージすることで、仕事の生産性が高まり、やる気のアップにもつながるでしょう。

前職と比較しない

転職先の会社と前職を比較してはいけません。あなたが転職した会社で長年働いている人たちもたくさんいます。「前職では●●だったからおかしい」と不満を感じたとしても、転職先の人たちの前で言うと角が立つでしょう。

前職と比較し文句ばかり言っていると、周囲の人たちからは「転職しなきゃよかったのに」「そんなこと言うなら辞めたら?」と思われてしまいます。

前職と転職先の会社に違いがあることは当然です。まずは新しいやり方や環境を受け入れ、転職先の良いところを毎日見つけていくように心がけましょう。

社内に味方を1人だけでも作る

家族や友人も心強い味方になりますが、社内にも1人だけでいいので味方を作りましょう。社内に愚痴や相談を聞いてもらえる相手が1人いるだけで、精神的ストレスが軽減されます。

転職直後は、仕事のやり方はもちろんですが、他にも社員の名前や会議室の場所、社内のルールなど覚えることが盛りだくさんです。困ったことや分からないことがあるのは当然のこと。

周囲の人たちにも協力してもらいながら、少しずつ職場環境に慣れていきましょう。

会社を辞めずに転職活動を始める

衝動的に会社を辞めずに転職活動を始めてみるといいでしょう。そうすることで、なぜ今の会社に転職しようと決めたのか見つめ直すきっかけになります。

求人情報を調べていくうちに、どこの会社に転職しても転職直後は緊張感があり慣れないためストレスを感じてしまうものだということに気づくでしょう。

一時的なストレスにより会社を辞めると後悔することになります。新しい職場環境に慣れるまでは、今の会社でもう少し頑張ってみようと思うきっかけになるはずです。

なお、職場環境に慣れてしばらく経っても強いストレスを感じ心身に不調が出るようであれば、転職を検討しましょう。

転職エージェントのアドバイザーに相談する

転職活動をした際に転職エージェントを利用していた場合は、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するといいでしょう。適切なアドバイスを受けられるはずです。

入社後のフォローまでしてくれる転職エージェントが多いため、転職直後に感じている不安や心配事、悩みなどを気軽に相談できます。場合によっては、転職エージェントが企業に直接連絡し交渉してくれることも。1人で抱え込まずに転職エージェントを活用しましょう。

当サイトでは、以下の記事にて転職エージェントに相談する方法やメリットなどをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>転職エージェントに相談する方法をチェックしてみる

 

入社後すぐ転職するべき場合・しないほうがいい場合と注意点

入社後すぐ転職するべき場合と、すぐ転職しないほうがいい場合があります。あなたはどちらのタイプなのかきちんと把握しましょう。また、転職してすぐ転職する場合の注意点もお伝えします。

すぐ転職するべきケース

5年後・10年後を想像したうえで、今の仕事を続ける方がリスクとなる場合にはすぐ転職するべきです。こちらでは、すぐ転職するべきケースを4つご紹介します。

改善不可能な人間関係

あなた自身がどんなに努力をしても人間関係を改善できないのであれば、すぐ転職したほうがいいでしょう。

どこの会社にも、自分と馬が合わない人や苦手な人は存在するものです。しかし、嫌がらせをされたり理不尽な仕打ちを受け続けたりすると、仕事に支障をきたします。

小さな会社だと難しいかもしれませんが、異動することで人間関係を改善できる余地があるのであれば、人事に相談するといいでしょう。聞き入れてもらえない場合は、すぐ転職することをおすすめします。

社風が合わない

馴染もうと努力をしてもどうしても社風が合わないというのであれば、すぐ転職しましょう。

例えば、体育会系の雰囲気が生理的に無理なケースや、休日のプライベートな時間さえも会社のイベントに参加しなければ気まずくなるといったケースはよくあります。

自分の性質と真逆の社風なのであれば、その会社で働き続けることは難しいでしょう。我慢も限界を超えると、いつか必ず爆発します。そうなる前に、すぐ転職するべきでしょう。

精神的苦痛が大きい

仕事が苦痛でしかないなら、すぐ転職しましょう。精神的苦痛を抱えたまま仕事を続けていると、自分では気づかないうちにうつ状態に陥っている可能性もあります。

うつ状態が進行すると、会社の入り口に到着した途端、吐き気がしたり動機が止まらなくなったりすることも。最悪の場合、朝起きて身体が動けなくなることも実際にあります。

取り返しのつかない事態に発展しないためにも、精神的苦痛が大きいと感じているのであれば、すぐ転職することをおすすめします。

評価・人事制度への不満

評価や人事制度に不満を感じているのであれば、すぐ転職したほうがいいでしょう。

頑張りが正当に評価されなければ、仕事へのモチベーションを維持するのは難しくなります。キャリアを充実させるためには、能力を活かせる職場で働き成長できる環境が必要です。

評価基準が不明瞭、不公平な評価だと感じているのであれば、理想のキャリアを実現するためにもすぐ転職することを考えてみましょう。

すぐ転職しないほうがいいケース

続いて、すぐ転職しないほうがいいケースを見ていきましょう。あなたが下記3つのいずれかに当てはまるのであれば、すぐ転職することは一度考え直すことをおすすめします。

転職理由が曖昧

転職理由が曖昧なら、すぐ転職するべきではありません。なぜなら、転職の本質を理解できていないからです。将来自分がどうなりたいか具体的なビジョンを描けないのであれば、転職しても同じことの繰り返しになるでしょう。

転職を意識し始めたきっかけを見つめ直し、どうして転職したいのか思考を整理することが大切です。また、なぜその求人企業に入社したいのか的確に答えられなければなりません。

転職理由を明確にするためには「なぜ?」「どうして?」と自問自答を繰り返し、心から納得できるまで自分自身を深く掘り下げていきましょう。

他責思考で物事を考えている

仕事が上手くいかない理由などを自責思考ではなく他責思考で考えているのであれば、すぐ転職しても同じようにまたすぐ転職することになるでしょう。

確かに自分の力だけではどうしても改善できないこともあります。しかし、何か問題に直面した時には「自分に何か原因があるのではないか」と自責思考で捉える癖をつけましょう。

周囲の人や環境の責任にするのは楽です。しかし、他責思考で物事を捉えていると、自己正当化することだけに執着してしまいます。キャリアアップはおろか、人としても成長できません。

まずは何事も自責思考で考え、直面している問題を解決できないか努力することが大切です。

受動的な態度を取っている

納得できないことがあったり疑問に感じることがあったりしても、自ら発信することなく受動的な態度を取っているのであれば、すぐ転職することはおすすめしません。

仕事を進める中で何かしらの不満はつきものです。その不満を解消するべく主体的に行動を起こそうともしないまますぐ転職をすると、これからも永遠に転職を繰り返すことになるでしょう。

受け身な姿勢ではなく自発的な姿勢を心がけることで、状況が好転することがあるはずです。勇気を出してアクションを起こしてみてはいかがでしょうか。

転職してすぐ転職する場合の注意点

早速、転職してすぐ転職する場合の注意点を見ていきましょう。

リスクが大きい

求人企業は、転職してすぐ転職する求職者に対して少なからず疑問や不信感を抱くため、転職のリスクが大きいことは覚悟しておきましょう。転職してすぐ転職する場合のリスクは、下記の通りです。

・想像以上に転職活動に苦戦する可能性がある
・選考で不利になる可能性がある
・次の職場に影響が及ぶ可能性がある
・ブランクや無収入期間が発生する可能性がある
・年齢や転職回数によっては再就職が困難になる可能性がある
・円満退職できない可能性がある
求人企業は「またすぐに辞めてしまうのではないか?」「忍耐力に欠けているのではないか?」と考えます。そのため、求人企業に納得してもらえる答えを準備しておくことが大切です。

立場によって変わる

現在、あなたが置かれている立場によって注意するべきポイントが変わります。4つのパターンに分けて説明していきますので、自分の立場に合わせて参考にしていただければ幸いです。

新卒の場合

新卒ですぐ転職する場合、求人企業は「人間関係を上手く築けないのではないか?」「飽きやすいのではないか?」と疑念を抱きます。また、明確な目的もなく転職をすると、転職癖がつく可能性が高く危険です。

今の会社をなぜ辞めたいのか振り返り、辞めようとする前に今の自分にできる精一杯の努力をしたかどうか見つめ直すといいでしょう。

第二新卒の場合

入社から3年未満に退職すれば第二新卒の扱いになります。どの求人企業や業界においても第二新卒の需要は高いので、転職してすぐ転職してもおおよそ問題はないと言えるでしょう。

ただし、転職するうえで志望動機とキャリアプランに一貫性を持たせることが重要です。「後先考えずに転職をしている」と求人企業に思われないためにも、志望動機との関連性を意識して説明できるようにしましょう。

中途入社の場合

中途入社の場合は転職回数に注意しましょう。3回、4回と転職回数が多くなればなるほど、求人企業からマイナスなイメージを持たれることもあります。何のために転職をしてきたのかをきちんと語れることが大切です。

転職回数が多いことを気にしている人は、転職回数が多くても転職に成功するためのポイントを以下の記事にてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>転職回数の多い人が成功する転職の記事はこちら

試用期間の場合

試用期間の場合は「過酷な労働環境による体調不良」「パワハラを受けている」など、よほどの理由であれば転職してすぐ転職しても問題ありません。このような状況ならば、自分を守るためにも転職したほうがいいでしょう。

書類選考に通過しやすくなるように、職務経歴書には試用期間中に退職に至った理由をきちんと書いておきましょう。

前職の出戻り

転職したことで前職の良さに気づくケースは意外と多いですが、前職の出戻りは誰でもできるわけではないため気をつけましょう。

前職の出戻りが可能な人は、前職で良好な人間関係を築いていた人やある程度高い評価を貰っていた人、実績を残していた人です。つまり、企業との関係性が重要になります。

また、以前勤めていた時と同じ条件で再雇用されるとは言い切れません。昇進や昇格に影響が出る可能性も考慮したうえで、前職に戻りたいか冷静に考えましょう。

 

転職失敗の理由と適切な退職理由の伝え方

どういう理由で転職に失敗してしまったのかをご紹介したあとに、適切な退職理由の伝え方を見ていきます。また、具体的な退職理由の例文を掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

転職失敗の理由

よくある転職失敗の理由は、下記の通りです。あなたが今置かれている状況と似ているものはあるでしょうか?

・憧れていた仕事に未経験で転職したら想像と違った
・待遇が魅力的だったため転職したもののやりがいを感じられなかった
・先輩や同僚、後輩との人間関係が上手くいかなかった
・会社にどうしても馴染めなかった
・入社前に提示された給与や休日など条件に相違があった
・残業が少ないと聞いていたのに残業が多かった
・面接時に説明を受けた仕事内容と違った

適切な退職理由の伝え方

続いて、面接で退職理由を聞かれた際の適切な退職理由の伝え方を見ていきましょう。納得感のある退職理由を、面接で答えられるように準備をすることが大切です。

退職理由はポジティブに変換し伝える

面接では必ずと言っていいほど退職理由を聞かれるため、自分の言葉できちんと答えられるように準備をしましょう。

多くの人が転職を考えるきかっけはネガティブなことに起因しているのではないでしょうか。「給与に不満がある」「休日が少ない」といったことが本心の場合でも、「これから自分はどうしていきたいか」に焦点を当て、ポジティブな理由に変換しましょう。

改善するためにどんな努力をしたのか伝える

前の職場で不満を抱いていたことに対して、状況を改善するためにあなたがどのような努力をしたのか伝えるといいでしょう。

不平不満ばかり言うだけの人を、求人企業は採用しようとは到底思いません。「入社して少しでも気に入らないことがあれば、またすぐに辞めるだろう」と思われてしまいます。

人間関係や残業時間の多さなど、抱えている問題を解決するためにどのような行動に移したのか、良くしようとしたものの自分の力では改善できなかったことを具体的に説明できるようにしましょう。

反省していることを伝える

退職することになった経緯を会社のせいにするのではなく、あくまでもその会社を選んだ自分に責任があることを自覚することが大切です。そのうえで、すぐ転職する結果を招いたことに対して反省していることを伝えましょう。

転職してすぐ転職する人の中には、自責思考ではなく他責思考で物事を考えがちな人が多いことも事実です。同じ過ちを繰り返さないためにも、自分の何が原因だったのか振り返りきちんと反省しましょう。

悪印象になるのを理解していると伝える

転職してすぐ転職することが、求人企業に悪印象を与えることになるのは理解していることを伝えたほうがいいでしょう。

転職してすぐ転職する人に対して、求人企業から「転職に対する考え方が浅いのではないか」と懸念されることは否めません。求人企業の多くは社員に長く働いてほしいと思っているため、このように思われるのは当然のことです。

転職してすぐ転職するリスクの大きさを認識していること、そして転職に対して並々ならぬ決意を持っていることを伝えましょう。

退職理由の例文

続いて、転職してすぐ転職する場合に、面接時に語る退職理由の例文を、ワンポイントアドバイスと併せて2パターンご紹介します。大事なことは、この例文をそのまま真似しないことです。

あくまでも参考程度にとどめ、自分の言葉で語ることを忘れないでくださいね。

社風や営業方針が異なる場合

最初に自分の性質を簡潔に説明することが大切です。そのうえで、自分の性質との相違点と今後どうしていきたいのかを述べ、最後に求人企業へ応募した理由を伝えましょう。
私はチャレンジ精神が旺盛な性格です。今の会社では残業が当たり前という雰囲気が漂っています。私は残業することに抵抗はありません。しかしながら、非効率的な仕事の進め方によって残業するのは無駄だと考えています。改善策を考え、効率的に仕事を進めるための提案をしても「過去のやり方が一番いい」と頭ごなしに否定されてしまいます。同僚や先輩からは「この会社は保守的な社風だから」と言われました。私は積極的に挑戦しながらスキルを高めて、キャリアアップをしていきたいと考えています。社風を理解できていないまま転職を決め入社したことは、甘かったと反省しています。
御社へ応募する際、ホームページやTwitter、各部署の方々が更新されているブログ、社長・従業員へのインタビュー記事などを拝見し、性別や年齢に関係なくチャレンジできる社風だと感じました。常に思考を広げ、御社で積極的にチャレンジしていきたいと考えています。

面接で聞いた業務内容と異なる場合

業務内容や待遇がどのように違っていたのか具体的に説明しましょう。そのうえで、仕事に対する姿勢・考え方をしっかり自分の言葉で伝えることが大切です。
求人票に記載してあった業務内容は商品の企画でした。面接時にも、私が担当する業務は商品の企画であり、配属は商品企画部だという説明を受けていました。しかし、入社当日に「営業の人数が不足しているため、営業部に配属が決定した」と言われました。私は営業の経験はなく、今まで商品の企画に携わってきました。今の会社でも商品の企画を担当させてもらえると思い志望していたので、とてもショックでした。また、土日休みの週休二日制という説明を受けていましたが、営業職のため土日も出勤しており休みがあまり取れません。私は、休日には自分のスキルを高めるためにセミナーや講座を受講したいと考えています。
今回、御社が募集している業務内容は商品の企画であり、週休二日制と記載がありました。今までの経験を活かして商品の企画に携わりたいと考えています。また、休日にも常に学ぶ姿勢を大切にし、御社のお役に立てるよう精一杯頑張っていく所存です。

 

【ケース別】履歴書(職務経歴書)の書き方について

ここでは、ケース別に短期間で転職した場合の履歴書(職務経歴書)の書き方を解説します。

履歴書(職務経歴書)は重要な書類です。誤った認識のまま求人企業に提出しないように、しっかり確認しておきましょう。

社会保険に加入していた場合

社会保険に加入していたのであれば、履歴書(職務経歴書)に偽らず全て書く必要があります。一般的に、企業に正社員として採用されれば社会保険に加入します。

履歴書(職務経歴書)に経歴を記載しておかなければ、再就職先の会社にバレてしまうこともありえます。職歴を隠すことは経歴詐称にあたり、もし発覚した場合は解雇になる可能性も。

仮に解雇にならなくても、再就職先の会社との信頼関係が崩れ、会社に居づらくなるかもしれません。短期間での退職は隠したいと思う気持ちは分かりますが、入社後安心して働くためにもきちんと書きましょう。

社会保険に加入していなかった場合

社会保険に加入していなかったのであれば、履歴書(職務経歴書)にあえて書く必要はありませんし、再就職先の会社にバレることはありません。

社会保険に加入せずに短期間勤めていた期間は、空白期間として扱います。ただし、面接ではその空白期間中に何をしていたか聞かれることが多いので、答えられるようにしておきましょう。

在籍期間が1ヶ月や3ヶ月未満など極端に短い場合

1週間や1ヶ月、3ヶ月未満で会社を辞める人も珍しくありません。このように在籍期間が極端に短い場合は、履歴書(職務経歴書)に書く必要はありません。

また、入社後すぐ辞めた場合は、その会社での職務経験がほとんどないため、経歴に関して職務経歴書には書かずに履歴書にだけ書いておくことも可能です。

ただし、面接時に入社後すぐに転職しようと考えた理由を聞かれた際は、退職に至った経緯をきちんと説明できるように準備しておきましょう。

 

転職してすぐ転職する人が成功する秘訣

転職の目的を明確にする

何のために転職をするのかその目的を明確にしましょう。転職の目的が曖昧なまま転職活動を始めると、自分に合う会社を見極められないばかりか、進むべき道を見失ってしまうかもしれません。

そもそも転職は、あなたが幸せになるために、より充実した人生を歩んでいくためにするもの。現状の不満を解消することや自分の希望を叶えることが今の会社では難しいからこそ、それらを実現するための手段として転職をするはずです。

徹底的に自分自身と向き合い、転職自体が目的となっていないか見つめ直しましょう。

辞めたい理由を徹底的に見直す

なぜ転職に失敗したと感じるのか、なぜ辞めたいという心境に至ったのか、その理由を徹底的に見直すことが大切です。本当に転職が必要なのか、多角的に考えましょう。

会社の雰囲気や人間関係が合わない、思っていた仕事と違う、残業が多いなど辞めたい理由を洗い出してください。転職に踏み切る前に、直面している問題に対して自分で改善できる余地はないのか冷静に見つめ直しましょう。

転職エージェントを利用する

効率的に転職活動を進めるためにも、転職エージェントを利用してみるといいでしょう。求人企業の内情をチェックできる場合があるため、入社後のミスマッチを避けられるはずです。

ただし、転職してすぐ転職する人が転職エージェントを利用する際には「次の会社は絶対すぐに辞めない」「最低でも1年は勤める」という転職への強い意思を伝えましょう。

なぜなら、早期退職をしてしまうと転職エージェントに迷惑をかけることになるからです。転職エージェントのキャリアアドバイザーは、あなたにすぐ会社を辞められると紹介報酬が返金されてしまうため利益になりません。

転職エージェントには様々なタイプがあるため、自分に合う転職エージェントを利用しましょう。どの転職エージェントを利用するか迷っている人は、あなたのタイプに合わせたおすすめの転職エージェントをご紹介しています。

以下の記事にてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>おすすめの転職エージェントをチェックしてみる

求人企業について徹底的に調べる

求人企業の募集要項だけではなく、ホームページや口コミサイト、新聞や四季報などあらゆる情報源から、求人企業について徹底的に調べることが非常に重要です。

求人企業の業界についても情報収集することで、競合企業の動向なども分かるようになります。企業および業界に対する知識を深めれば、入社後のミスマッチを防ぐことにつながるでしょう。

転職口コミサイトをしっかり確認する

転職会議やOpenWorkなどの転職口コミサイトで、求人企業について書かれていることをしっかり確認しましょう。現社員や元社員の方々が、求人企業について評価しリアルな口コミを記載しているので参考になるはずです。

ただし、全てを真に受けてはいけません。マイナスな口コミが必ずしも自分にとってもマイナスになるとは限らないため、冷静に判断することを心がけましょう。

希望条件に優先順位をつける

あなたが転職するうえで譲れない希望条件を挙げ、それらの条件に優先順位をつけましょう。年収・会社の規模・業務内容など、譲れない条件を整理してみてください。

希望条件が明確でないまま転職活動を始めれば「年収が高いからこの会社に応募しよう」「あの会社は福利厚生が充実しているから応募しよう」と、求人情報に振り回されることになります。

希望条件をあぶり出し優先順位をつけることで、ブレない転職の軸が確立するはずです。転職の目的を見失うこともなくなるでしょう。

多くの求人企業に応募し選考を受ける

条件を絞り込み過ぎず、多くの求人企業に応募し選考を受けましょう。ただし、次から次へと手当たり次第に応募するという意味ではありません。求人企業に興味・関心を持ったのであれば、積極的に応募する姿勢が大切です。

面接することで、多少なりとも実際の雰囲気が分かるはずです。面接は誰しも緊張してしまいますが、面接の場数を踏むことで少しずつ慣れていき、受け答えの自信がつきます。

志望度の高い企業の面接を受ける時のためにも、多くの選考を受け、緊張に強くなりましょう。

面接で仕事内容や社内の様子を確認する

ほとんどの求人企業が面接で逆質問の時間を設けているため、その際に具体的な仕事内容や社内の様子について確認しておきましょう。ただし、社内の様子については言葉で説明されてもイメージするのは難しいかもしれません。

可能であれば、社内見学をさせてもらうのも1つの手です。社内見学を申し出る際は、何を確認したいのかきちんと伝えてください。仮に社内見学を受け入れてもらった場合は、見学中の態度も見られていることを肝に銘じておきましょう。

内定承諾前に労働条件通知書にしっかり目を通す

内定を貰っても、安易に内定を承諾してはいけません。内定を承諾する前に労働条件通知書にしっかり目を通すことを忘れないようにしましょう。

もし不明点やどうしても納得できない点がある場合は、企業と話し合うことになります。双方で折り合いがつかなければ、内定を辞退する勇気も必要です。

疑問に思ったまま入社しても長くは続きません。労働条件通知書は、目を光らせてチェックするようにしましょう。

転職先が決定したら退職手続きをする

転職先が決まってから退職手続きをしましょう。転職先が決まらないまま退職をしてしまうと、経済的リスクが大きく精神的にも不安定になりがちです。

よほどの事情がない限り、転職先が決定してから退職することをおすすめします。内定を貰ったら速やかに退職の手続きに取り掛かるようにしましょう。

 

転職してすぐ転職するべきかを見極めて転職活動を始めよう

転職してすぐ転職する場合はリスクがあり、立場によっても注意が必要です。しかし、転職してすぐ転職する場合でも、成功するための秘訣を実行すれば失敗に終わることはないでしょう。

仕事が充実すると、人生もさらに豊かになります。今の仕事を続けている限り心身が疲弊する一方なのであれば、これから幸せな人生を歩むためにも転職活動を始めましょう。

 

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