先輩や上司が仕事を教えてくれないのはなぜ?パワハラ?心理や対策をご紹介

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

職場環境

先輩や上司が仕事を教えてくれない、放置プレイされて辛いなど。

そんなお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?

当記事では、先輩や上司が仕事を教えてくれない心理や対処法をご紹介します。

先輩や上司が思わず仕事を教えたくなる部下の特徴もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

仕事を教えてくれない先輩や上司の心理とは?

先輩や上司が仕事を教えてくれないのは、なぜなのでしょうか?

こちらでは、仕事を教えてくれない上司や先輩の心理をご紹介します。

 

仕事が忙しすぎて手が回らない

仕事を教える立場の上司や先輩が忙しすぎると、自分の仕事で手一杯になってしまって仕事を教えてくれません。

仕事を教えるには時間がかかるので、緊急性がなければ後回しにされがち。

本来であれば教えることも仕事の一部として考慮したり、目先のことだけでなく将来を見越した上で教える方がメリットもあるのですが、忙しいすぎるとそこまで手が回らなっくなってしまいます。

 

仕事の教え方がわからない

仕事を教えたいけれど、どう教えればいいのか、どう仕事を与えればいいかわからない場合もあります。

多くの会社で取り入れているOJT教育では、特にマニュアルも無く、若手社員に丸投げしているケースが多いために、仕事の教え方が分からないという事態が発生しています

 

自分で考えるべきだと思っている

仕事を教えてくれない上司や先輩は、少し考えれば分かることをわざわざ新人や若手に教えなくて良いと思っています。

初めて取りかかる仕事であれば丁寧に教える必要がありますが、これまでの仕事の延長線のものであれば「少し考えれば分かることなんだから自分で考えてよ」と思っているため、仕事を教えてくれません

 

自発的に質問してくるまで待っている

会社や職種によっては、「仕事を積極的にとりに行く姿勢を見せないと教えてくれない」という文化がある場合も。

このような文化が根付いている職場であれば、上司や先輩が忙しそうだからという理由で声をかけてくれるのを待っていたとしても、自分から質問しない限り仕事を教えてもらえません。

 

分からない方が悪いと思っている

上司や先輩が仕事を教えてくれない心理には、分からない方が悪いと思っている場合もあります。

一度教えてもらっただけでは分からない仕事も、長く務めている上司からすれば当たり前のこと。

分かって当然のことで、分からない方が悪いと思っているので、仕事を教えてくれないのです。

 

仕事を教えると自分に責任が発生すると思っている

一般的に、教えてもらった人のミスは教育者の責任にもなります。

先輩や上司が仕事を教えてくれないのは、その責任を負うのが嫌だから。

教える側の上司や先輩が仕事の正しいやり方を理解していない場合にも、その責任から逃れるために教えてくれません。

 

頼りすぎだと思っている

新人や若手であれば、未経験の仕事が多いので上司や先輩に質問する機会が多くなりがち。

あまりにも質問や相談をしていると、頼りすぎだと思われてしまいます。

頼りすぎで疎ましく思われて教えてくれない場合もありますが、自分で考える力や自分で解決する力を付けさせるために、仕事を教えてくれない可能性もあります。

 

教えるのが苦手

仕事を教えてくれない上司や先輩はの中には、教えるのが苦手な人も。

誰かに何かを教えるには知識だけでなく、分かりやすく教える力も必要になります。

どれ程知識があっても教えることを苦手としているために、新人や若手に仕事を教えません。

 

若手が苦手

上司や先輩が仕事を教えてくれない心理には、新人や若手が苦手というケースもあります。

コミュニケーションが苦手な上司や先輩だと、なるべく新人や若手と関わりたくないと思い、仕事を教えてくれないことがあります。

仕事を教えてくれないどころか、なるべく関わりたくないとも思っているので、これからの人間関係でも悩む可能性があります。

 

教えないことで自分の優位性を保ちたい

上司や先輩も人間なので、会社の中での自分の立場を常に考えて行動しています。

新人や若手の社員に仕事を教えれば楽になるのは明らかなのに、「自分よりも優秀になってしまったらどうしよう」と考える人も。

これによって、自分自身の価値や優位性を保つために仕事を教えてくれない場合があります。

 

自分でやった方が早いと思っている

新人や若手に仕事を教えるよりも、上司や先輩がやった方が早いと思っているから教えてくれない場合も。

新人や若手を育てたり注意するのが苦手だったり、新人や若手を信用していない上司や先輩に多いパターンです。

 

仕事が分からないと思っていない

仕事を教えてくれない上司や先輩は、そもそも新人や若手が仕事を分からないと思っていない場合もあります。

本当は仕事が分からなくてストップしているのに、何もしていないとサボっていると思われるかもしれないと思って仕事をしているフリをしていると、上司や先輩から見たら何も問題ないように見えるために、仕事を教えてくれません。

 

仕事が忙しいと勘違いしている

仕事をしていてまだまだ余力があったとしても、上司や先輩がそのことに気付かずに新たな仕事を教えてくれないという場合はよくあります。

自分の仕事の能力を理解してもらえてなかったり、本当は暇なのに忙しいフリをした結果、今やっている仕事が忙しいと勘違いされて教えてもらえません。

 

嫌っている

仕事を教えてもらえない場合、上司や先輩が嫌っているケースもあります。

教えてもらう側の言葉や態度に問題がある場合もありますが、新人や若手は面倒だと嫌悪感を抱いている人もいるようです。

 

自分が教えてもらえなかったから教えない

仕事を教えてくれない上司や先輩は、自分が新人や若手だった頃に教えてもらえなかったから教えてくれない可能性もあります。

特に社風や職場の雰囲気が「仕事は見て覚えるものだ」というものであれば、これまでの習わしに従って仕事を教えてくれないのかもしれません。

 

先輩や上司が仕事を教えてくれない時の対処法

先輩や上司が仕事を教えてくれない心理をご紹介してきました。

単純にそこまで手が回らない場合や、意図的に教えてくれない場合などさまざまな心理があるのをお分かり頂けたかと思います。

ここからは仕事を教えてくれない上司や先輩の心理をふまえて、仕事を教えてくれない時の対処法をご紹介します。

 

まずは原因を知る

まずは、なぜ仕事を教えてくれないのかの原因を考えてきましょう。

先輩や上司が忙しすぎるのか、嫌われているのか、忙しいと勘違いされているのかなど、原因を見つけるのはそこまで難しくないはず。

原因を知った上で、自分で改善できるのであれば改善を試みていきましょう。

 

特定の人だけに頼らない

仕事を教えてもらう時には、教育担当の先輩や上司だけに頼るのではなく、同じ職場の色々な人を頼ってみましょう。

あくまで教育担当の先輩や上司のことは立てなければなりませんが、必ずしもその人だけに頼る必要はありません。

色々な人と交流するきっかけにもつながるので、他人にも聞いてみてはいかがでしょうか。

 

受け身ではなく積極性をもつ

仕事を教えてもらえるのを受け身で待っていると、状況は変わりません。

忙しくて仕事が分からないことに気付いていない可能性があるので、まずは自分から積極的に聞いてみましょう。

教育担当の人だけでなく周囲の人にも聞いてみると、職場になじめるきっかけにもなっておすすめです。

 

メモを必ず取るようにする

先輩や上司から仕事を教わる時には、必ずメモを取りましょう。

仕事を教える側からしたら、メモを取らない相手よりメモを取る人の方が教え甲斐があります。

教えてもらう側もメモがあれば安心して仕事ができるので、メモを取ることをおすすめします。

 

マニュアルを読んでみる

最近は業務効率化や引継ぎをスムーズにするために、マニュアルを作っている会社も増えています。

もし上司や先輩が仕事を教えてくれないのであれば、マニュアルを読んでみましょう。

自力で問題解決するのも重要なスキルなので、今後のキャリアのためにもマニュアルを読んで解決できるようにしていきましょう。

 

インターネットで調べてみる

ビジネスや技術に関するベーシックな知識であれば、インターネットで検索すれば大概のことは解決できます。

「情報収集力」といった能力も評価されるので、上司や先輩に聞く前に、まずはインターネットで調べてみましょう。

 

過去の資料を見てみる

仕事を教えてくれない上司や先輩は、過去に誰かにも同じような指示をしている可能性があります。

それをあなたと勘違いしているため、「前にやったことだから自分で調べろ」というスタンスなのかもしれません。

どうしても仕事を教えてくれないのであれば、過去に同じような業務内容が無かったかを調べるのも一つの方法です。

 

同じ部署の同僚に聞いてみる

上司や先輩よりも、同僚の方が気軽に質問しやすいですよね。

自分と同じ職場の同僚であれば、過去に同じような指示を受けたことがあるかもしれないので、聞いてみると良いでしょう。

 

年齢の近い先輩に聞いてみる

年齢の近い先輩も、比較的聞きやすいのではないでしょうか。

年齢が近くて新人や若手の気持ちがよく分かるので、親身になってくれるかもしれませんし、過去に同じ対応をしたことがあればきっと教えてくれるでしょう。

 

同業者の知り合いに聞く

自分の業界に関する知識やよく使われるものについて知りたいのであれば、同業者の知り合いに聞いてみのも良いでしょう。

知り合いの人であれば、気軽に聞きやすいはず。

他者の職場環境との違いを知るきっかけにもなるかもしれません。

 

周囲の会話や状況を把握する

仕事が忙しすぎるなど、状況によっては仕事を教えてくれない場合があります。

いま質問をして教えてくれるかどうかを判断するために、周囲の会話を聞いたり様子を観察して状況を把握しましょう。

上司や先輩が忙しいようであれば先送りし、落ち着いたタイミングで質問すると良いでしょう。

 

先輩の動きを見て学ぶ

「仕事は見て覚える」という言葉があるように、上司や先輩が教えてくれないのなら先輩の動きを見て覚えましょう。

細かいコツなどもあるかもしれないので、先輩の動きをよく見てメモし、自分でもやってみると良いでしょう。

 

自分の考えを述べてから質問する

「どうしたら良いんですか?」と闇雲に質問しても、上司や先輩も何が分かって何が分からないのかが分からないので、どこまで説明したらいいのか困ってしまいます。

「私は〇〇だと思うのですが、〇〇で良いですか?」というように質問すると、理解レベルも分かりますし、自分でできることをやった上で質問しているのが伝わるので、上司や先輩も気持ちよく教えてくれます

 

疑問点を洗い出してから聞くなど効率的に質問する

仕事が忙しいときに趣旨がわからない質問をされると、イライラしてしまいます。

仕事を教えるには時間がかかるので、なるべく効率的に済ませたいもの。

できるだけ短時間で済ませるためにも、疑問点を洗い出してから質問しましょう。

 

休憩時間や聞きやすいタイミングを見計らって質問する

忙しい職場であれば、上司や先輩に質問しやすいタイミングを見計らって質問してみましょう。

休憩時間の前後は気が緩まっているのでおすすめ。

休憩時間に限らず、仕事の区切りが良いタイミングを見計らって質問すると、嫌がらずに教えてくれるでしょう。

 

自分専用マニュアルを作る

業務が複雑になればなるほど、忘れたりミスをしてしまうのが人間です。

上司や先輩が仕事を教えてくれないのは、過去に一度やったことがあるからということも考えられます。

一度やった仕事であっても、たまにしかやらないような仕事は特に忘れやすいので、常にメモを取って自分専用のマニュアルを作っておくと良いでしょう。

 

本などで自己研鑽する

仕事は上司や先輩から教えてもらうだけでなく、本からも学ぶことができます。

通勤時間や休憩時間などで仕事に関する本を読み、日々自己研鑽していくと良いでしょう。

会社の昼休みに自席で勉強をしていれば、何の勉強をしているのかと上司や先輩が興味を抱いて話しかけてくることもあります。

その際に「〇〇が分からなくて勉強している」と言えば、上司や先輩が教えてくれる可能性も十分あるでしょう。

 

無駄な残業をしない

上司や先輩が仕事を教えてくれなくて何をすればいいか分からないのに、周囲に合わせて残業するのはやめましょう。

上司や先輩が今の仕事が忙しいと勘違いして、仕事を教えてくれなかったり、新しい仕事を与えてもらえなくなってしまいます。

せっかく仕事を早く処理しているのに、その能力を認識してもらえないことにもつながるので、無駄な残業はやめましょう。

 

あまりにも放置がひどい場合はさらに上の上司に相談する

自分で調べて効率的に質問するなど、自分なりに努力をしても放置プレイが改善されない場合は、さらに上の上司に相談してみましょう。

相談するには勇気が要るかもしれませんが、上に立つ人間であれば組織の問題を早く解決したいと思うもの。

上司に仕事を教えるように指示する等、すぐに何らかの措置をしてくれるかもしれません。

 

先輩や上司が仕事を教えたくなる部下とは?

ここまでは、先輩や上司が仕事を教えてくれない心理と対処法をご紹介してきました。

参考になったでしょうか?

ここからは、先輩や上司が仕事を教えたくなる部下の特徴をご紹介します。

思わず仕事を教えたくなるような部下の特徴を取り入れて、仕事を教えてもらえるようにしましょう。

 

一生懸命な部下

一生懸命やっている人や、やる気がある人には、きちんと教えようという気持ちになるのではないでしょうか。

やる気がなさそう、ダルそう、オドオドした姿は、上司や先輩を不快にさせることも。

教わったことはメモを取るなどして、一生懸命仕事を覚えるようにしましょう。

 

素直な部下

言われたことをきちんと受け取る素直さは、仕事をする上で大切なこと。

素直さは成長するスピードを加速してくれる効果があります。

言い訳をしたり、上司の教え方や知識を否定する態度はNG。

もし間違っていた場合は、「◯◯と教えて頂きましたが、〇〇でもよろしいでしょうか?」などと、コミュニケーションをとりながら進めると良いでしょう。

 

尊敬の意を感じる部下

自分のことを尊敬してくれる、頼りにしてくれると感じると、誰しも嬉しいものです。

自分のことをよく思ってくれている人には、さらに良い所を見せようとするので、一生懸命教えてくれるでしょう。

 

感謝の気持ちがある部下

「新人や若手だから教えてもらうのが当然」という感謝の気持ちを持たない考えは、上司や先輩の熱意を奪ってしまいます。

「ありがとうございます」と感謝を伝えることで、上司もとてもいい気分になり、次もまた教えてあげようと思ってもらえます。

 

あまりにも悩んでいるなら、人事の窓口や労働組合の窓口に相談するのもおすすめ

上司や先輩が仕事を教えてくれないとあまりに悩んでいるのなら、人事部の窓口や労働組合の窓口に相談してみてはいかがでしょうか?

職場の上司や先輩が仕事を教えてくれない場合、同じ職場の人には相談しにくいですよね。

その点、人事部の窓口や労働組合の窓口は話しやすいですし、客観的な立場で状況を見てくれますし、あまりにも上司や先輩に問題があれば是正措置をしてくれる場合もあります

しかしながら、それをしてしまうと今の職場に居にくくなる可能性もあるので、人事部の窓口で異動の相談をしてみるのも良いでしょう。

 

当サイトには、仕事の悩みを相談できない時の対処法や相談先についてまとめた記事があります。

誰に相談したら良いかどこに相談したら良いか分からない方は、こちらも参考にしてみてください。

仕事の悩みを相談できない時の対処法や相談先についての記事はコチラ

 

仕事を教えてもらえないのはパワハラ?あまりにひどい場合は転職を視野に入れてみては?

新人や若手に対して仕事を教えない等と、職場全体で嫌がらせをしてくるケースも少なからずあるようです。

パワハラかと思われがちですが、残念ながらパワハラ認定するには難しいのが現状。

なんとか改善しようと試みることも大切ですが、自分ではどうしようもない場合もあります。

そういった場合には、「転職」を検討してみてはいかがでしょうか?

このまま働き続けると大きなストレスとなって、最悪の場合病気になってしまう可能性もあります。

自分の成長という観点でも無駄な時間になってしまうので、まずは転職サイトや転職エージェントに登録してみるのも良いでしょう。

 

「仕事を教えてくれない」のは必ずしも嫌がらせではない

先輩や上司が仕事を教えてくれない心理や対処法をご紹介してきました。

先輩や上司が忙しくて教えられない場合や教え方が分からないといった場合もありますが、明らかに嫌がらせとして放置プレイをしている場合もあります。

自分ができる対処法で改善を試みてみて、どうしても改善できないようであれば異動や転職を検討してみてはいかがでしょうか。

 

>>職場環境TOPページへ

タイトルとURLをコピーしました