「毎日残業3時間以上できつい」「毎日残業3時間以上で疲れた」「毎日残業3時間以上で辞めたい」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
当記事では「毎日残業3時間以上できつい・疲れた・辞めたい」と感じている方へ向けて、以下のような情報をまとめてご紹介します。
- 毎日残業3時間以上は異常なのか
- 毎日残業3時間以上の生活を続けるとどうなるか
- 毎日残業3時間以上できつい時の対策 など
ぜひ最後までご覧ください。
毎日残業3時間以上できついと悩んでいる人は多い
毎日残業3時間以上している人は「残業をするのが当たり前」「残業をきついと思う自分が甘い」などと感じるかもしれませんが、Twitterをチェックしたところ、毎日残業3時間以上できついと悩んでいる方が多数見受けられました。
毎日頭フル回転させて残業3時間越えはさすがにきつい。
体力回復全然しない…。— miho@健十の嫁とゾンビ社畜 (@miho___thriver) May 11, 2019
毎日3時間残業きついよ。
帰ってもご飯食べてすぐ寝るだけ。
つまらない人生— T.O (@takataka_0513) October 8, 2019
もう職場に不信感しかわかなくて
お仕事やめたい…
なんで毎日3時間以上残業+持ち帰り+休日出勤している自分と….毎日定時で帰ってる人が同じ給料なのだろうか🤔
流石にたえられなくなってきた…— 💜りあ💜🏯🏰㊗️プリライ🌈👑 (@riaa777) November 18, 2019
真面目にコツコツ働いて毎日3時間とか残業して睡眠時間は4、5時間しか取れず自分の時間もなく休日出勤を余儀なくされ満身創痍やのに2馬力じゃないと生活できないレベルの年収にしかならんとかどんだけ地獄よ、しかもその地獄がそんなに珍しいことじゃないっていうね・・
— yukino (@yuckin666) November 17, 2019
仕事きついし毎日無給3時間残業、人はよくてやりがいはあるから半年働いてるけど
コンビニで死ぬほど待たされた挙句おでん買おうとしたら店員冷たいしおでん仕込み終わってなくて全然残ってなくて家帰ってきたら疲れてつらくて号泣してるから絶対に何かがおかしい— らりくま (@rarikuma18) October 3, 2018
このように多くの人がきついと感じていることから、「毎日残業3時間できつい」と感じるのはごくごく普通の反応と言えるでしょう。
毎日残業3時間以上は働き過ぎ!異常であることを認識しよう
前のセクションではTwitterの声をご紹介しましたが、「感覚には個人差があるのでは?」などと思うかもしれません。
しかしながら、データや法律の観点から見ても「毎日残業3時間は働きすぎ」なので、こちらのセクションを読んで、毎日残業3時間が異常であることを認識しましょう。
一般的な年収の人の平均残業時間は「月45時間」
まずはデータの観点から見てみましょう。
Vorkersの調査によると、一般的に多数派と言われる「年収300万円〜500万円」の人の平均残業時間は月45時間で、勤務日数を20日とすると「毎日2時間」ほど残業しているということになります。
毎日残業3時間の場合は月の残業時間が60時間となるため、平均よりも働き過ぎと言えるでしょう。
毎日残業3時間は労働基準法違反
次に法律の観点で見ていきます。
労働基準法では1日の労働時間を「8時間」、週の労働時間を「40時間」と定められており、原則として残業を認めていません。
しかしながら、やむを得ず残業が必要になるケースもあるため、「36(サブロク)協定」により以下のように上限を設定して残業を認めています。
期間 | 残業時間 |
1週間 | 15時間 |
2週間 | 27時間 |
4週間 | 43時間 |
1ヶ月 | 45時間 |
2ヶ月 | 81時間 |
3ヶ月 | 120時間 |
1年 | 360時間 |
毎日残業3時間以上した場合はこれらの上限をオーバーするので労働基準法違反となってしまいますが、「36協定」を締結する際に「特別条項」を追加していれば、さらに残業が可能となります。
ただし、特別条項は「臨時的」にのみ可能で、1年の半分を超えないという条件が必要なので、慢性的に毎日残業3時間以上の状態は「労働基準法違反」「異常」であると言えるでしょう。
36協定とは、労使間で締結する「時間外労働についての協定」です。
週40時間を超えた労働が必要な場合には、会社と労働組合が残業や休日労働について書面による協定を結び、労働基準監督署に届出する必要があります。
月の残業時間が「80時間」を越えると過労死のリスクも
厚生労働省が発表している過労死ラインは「月80時間(勤務日数を20日とすると、1日4時間以上)」の残業です。
過労死ラインとは、健康被害と長時間労働の因果関係を認めやすい目安で、以下の場合は過労死ラインに該当すると言われています。
- 健康被害が発症する2~6ヶ月間で平均80時間を超える残業をしている
- 健康被害が発症する1ヶ月前に「100時間」を超える残業をしている
過労死ラインに該当しなくても、一般的に月45時間を超える時間外労働をしている場合は健康被害と労働との関連性は強まっていき、労働時間が長くなるにつれてさらに因果関係が強まっていくとされています。
「残業が当たり前」の職場にいると毎日3時間以上の残業を受け入れてしまう人も多いかもしれませんが、毎日3時間以上の残業には健康被害のリスクがあるということを自覚しましょう。
■ ■ ■ ■ ■
毎日残業3時間以上の状態は、データや法律の観点から見ても働きすぎ・異常であるということがお分かり頂けたかと思います。
ここからは、「毎日残業3時間以上の生活を続けるとどうなるのか」について触れておきます。
毎日残業3時間以上の生活を続けると幸せが遠ざかる
毎日残業3時間以上の生活を続けていると、以下のようになって幸せが遠ざかってしまうことも。
- プライベートの時間がなくなる
- 残業する生活が当たり前だと思ってしまう
- 疲れがなかなか取れずに生産性が落ちる
- 仕事のやる気やモチベーションが低下する
- 働き続ける自信がなくなる
- 「うつ病」など心身に不調が出るケースも
これらを踏まえた上で、自分がどうしたいのかを改めて考えてみましょう。
プライベートの時間がなくなる
毎日残業3時間をした場合、9時から21時まで働いて帰宅した後にお風呂に入ったり夜ご飯を食べていたら、あっという間に寝る時間になってしまいます。
この状態では1日のほとんどが仕事に費やされてしまい、プライベートの時間はほぼありません。
仕事に対して幸福を感じられる人は良いかもしれませんが、仕事もプライベートも大切にしたい人の場合は幸福から遠ざかってしまうでしょう。
残業する生活が当たり前だと思ってしまう
冒頭でもお伝えしましたが、「毎日残業3時間以上できつい」と思うのは普通の感覚です。
しかしながら、そのような生活が毎日続けば、いつしかそれが当たり前だと思ってしまうもの。
このような状態だと働いている時はなんともなくても、休日を迎えると同時にどっと疲労を感じて「休日は寝るだけ…」という事態にもなりかねず、幸福度は低くなってしまうでしょう。
疲れがなかなか取れずに生産性が落ちる
毎日残業をし続けていると疲れが取れにくくなります。
疲れが取れないと、注意散漫になってミスや事故を引き起こしたり、仕事の生産性が落ちてしまうことも。
このような状態ではさらに労働時間が増えてしまうので、ますます幸せから遠ざかってしまうでしょう。
仕事のやる気やモチベーションが低下する
休日などの仕事以外の時間が充実していると、仕事のやる気やモチベーションも高くなる傾向があります。
しかしながら、前述の通り毎日残業3時間だと仕事以外の時間はほとんどないので、仕事へのやる気やモチベーションも低下してしまいます。
1日のうちの大半を占めている仕事でやる気やモチベーションを感じられなければ、幸福度も必然的に低くなるでしょう。
働き続ける自信がなくなる
毎日残業3時間以上の生活が続くと「この先も働き続ける自信が持てない」と感じる人も少なくないはずです。
繁忙期の時期であれば「仕方ない」と思えるかもしれませんが、日常的に長時間労働が続くとこのように思ってしまうもの。
このような状態が続けば気力・体力ともに無くなって疲弊してしまうので、幸せから遠ざかると言えるでしょう。
「うつ病」など心身に不調が出るケースも
毎日3時間以上の残業を続けているとストレスが溜まる一方です。
ストレスが溜まりすぎると精神が不安定になって、最悪の場合は「うつ病」を発症することも。
うつ病を発症すると、働くこともできずに生活がままならなくなってしまうので、幸せな生活から遠ざかってしまうと言えるでしょう。
■ ■ ■ ■ ■
ここまでの記事を読んでみて、毎日残業3時間以上の生活が普通ではないことや、そのような生活を続けると幸せが遠ざかってしまうということがお分かり頂けたのではないでしょうか。
ここからは少し視点を変えて、「そもそもなぜ毎日3時間以上の残業が必要とされているのか」や「なぜ他の人がそれらを受け入れて社畜のように働き続けているのか」について触れていきます。
なぜ毎日3時間以上の残業が必要なのか
会社側はなぜ毎日3時間以上の残業を必要としている理由には以下があります。
- ブラック企業だから
- 人手不足だから
- 業務量が多いから
それぞれ解説します。
ブラック企業だから
ブラック企業はお金と時間に余裕がなく、経営を維持させるために毎日3時間以上の残業を必要としています。
また、社員を捨て駒のように思う傾向があるので、働かせるだけ働かせて使えなくなったら退職させるというケースも。
以下のような特徴が見られれば、ブラック企業と言えるでしょう。
- 残業代を支払わない
- みなし残業を取り入れている
- 泊まり込みが多い
- 残業が多いのを社員のせいにしている
- 無理してまで残業させる
- 離職率が高い・人の入れ替わりが激しい
- 月の残業時間が20時間以内
- 残業代が出る
- 無理してまで残業させない
人手不足だから
人手不足の場合も長時間の残業が必要とされます。
昨今では求職者側の売り手市場が続いているため、人手不足で悩んでいる企業も少なくありません。
仕事の量に対して人手が足りなければ、長時間の残業が必要とされるのもやむを得ないと言えるでしょう。
業務量が多いから
業務量が多い場合も毎日3時間以上の残業が必要とされます。
一般的には定時内でできる量の仕事を振るものですが、あまりにも業務量が多すぎたり、上司の仕事の振り方に問題がある場合には残業せざるを得なくなってしまうでしょう。
なぜ毎日残業3時間以上でも会社の人は社畜のように働くのか
それでは、なぜ毎日残業3時間以上もしなければならないのに、会社の人は社畜のように働いているのでしょうか。
理由は以下の通り。
- 当たり前だと思っているから
- 疲れていても我慢しているから
- 残業をしないと評価が下がると思っているから
それぞれ解説していきます。
当たり前だと思っているから
「毎日残業3時間以上の生活を続けるとどうなるか」のセクションでも触れましたが、残業することが当たり前だと思っているため、社畜のように働き続けている可能性が高いです。
周囲の人たちが働いていると、働くのが当たり前だと思ってしまうものです。
違う会社の人でも残業が少ない人よりも残業が多い人のほうが印象に残りやすいため、「残業する方が多数派」だと思い込んで働き続けている人が多いようです。
疲れていても我慢しているから
仕事が好きで残業しても苦にならないという人も中に入るかもしれませんが、そのような人はほんの一握り。
ほとんどの人は「早く帰りたい」と思っています。
しかしながら、「みんなも頑張っているから」「上司の指示に従わないといけないから」などの理由で疲れていても我慢して働き続けている人が多いようです。
残業をしないと評価が下がると思っているから
残業することが当たり前の会社では、残業すること自体が評価につながるというケースも。
「残業した人が褒められる」「残業しない人のボーナスを減らす」といったことが見られれば、評価されたいがために無理してでも残業する人も多いでしょう。
■ ■ ■ ■ ■
「会社側が毎日3時間以上の残業を必要とする理由」と「社員が社畜のように働く理由」についてご紹介してきました。
理由はさまざまありましたが、やはり毎日3時間以上の残業は心身に悪影響を及ぼす可能性があるため、何らかの対策が必要になってきます。
ここからは、「毎日残業3時間以上できつい時の対策」についてご紹介するので、心身に不調をきたす前にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
毎日残業3時間以上できつい時の対策とは
毎日残業3時間以上できつい時の対策には、以下のようにさまざまあります。
- 考え方・意識を変える
- 仕事の仕方を工夫する
- きちんと休息を取り入れる
- 環境を変える
それぞれ詳しく解説していきます。
考え方・意識を変える
本当に必要な残業なのか冷静に考える
まずは「本当に必要な残業なのか」冷静に考えてみましょう。
納期が差し迫っていなくてスケジュール通りに進んでいるのであれば、残業は不要なはずです。
周囲の状況など気になるかもしれませんが、まずは冷静に必要な残業なのかを見極めてみましょう。
定時で帰ることを目標にする
「今日は定時で帰る」と目標を定めれば、定時で終えられるように工夫をしたり、モチベーションが維持しやすくなるので生産性が上がることも。
目標を設定するのは今すぐ簡単にできるので、ぜひ取り入れてみましょう。
お金を稼げる時期と割り切る
どうしても残業が発生してしまう場合は、割り切って「お金が稼げる時期だと思う」のもアリです。
残業代は割高に設定されていることが多いですし、毎日3時間以上も残業をしていればかなりの金額になります。
貯まったお金を休日にパーっと使えば、ストレス発散にもなるでしょう。
仕事の仕方を工夫する
業務フローを見直す
現在の業務フローを見直しして、改善できる点を見つけてみましょう。
日常的に行っている仕事だと「このフローが当たり前」と思ってしまいがちですが、意外と改善できるポイントがあるかもしれません。
「作業を自動化できないか」「この作業はここに任せた方が早い」などの視点で見直ししてみましょう。
残業が発生しないようにスケジュールを組む
毎日3時間以上の残業をしたくないなら、残業時間が発生しないようにスケジュールを組みましょう。
毎日3時間以上の残業が続いていると「3時間残業が当たり前」だと感じてしまうため、3時間残業を見込んでスケジュールを立ててしまいがち。
どうしても残業時間をゼロにできない場合には、残業2時間で済ませられるスケジュールにするだけでも心身の負担はだいぶ軽くなるでしょう。
無駄な作業をなるべく省く
無駄な作業をなるべく省くだけで残業時間を削減することができます。
以下のようなことを意識的に取り入れれば、少なくとも30分は早く帰れるでしょう。
- 上司や同僚との会話を最低限にする
- 可能な限り自分の仕事だけをこなす
- パソコンのショートカットキーを活用する
仕事の効率・生産性を上げる
仕事の効率や生産性を挙げることができれば、毎日の残業時間を減らすことも可能です。
以下を参考に、自分の仕事の効率・生産性が上げられないか検討してみましょう。
- メールや書類のテンプレートを作成しておく
- Excelのマクロなどで自動化ツールを作成する
- これからも行う可能性のある業務は手順化しておく など
上司に業務改善を提案する
仕事を効率的に進められるアイデアがある場合には、上司に提案して見るのも良いでしょう。
上司があなたのアイデアを必ずしも受け入れてくれるとは限りませんが、「残業を少しでも減らしたい」という思いを上司に伝える姿勢が大切です。
また、企業によっては「業務の改善提案」を募っている場合もあるので、積極的に提案してみましょう。
明日できる仕事は明日へ回す
今日中にやる必要のない仕事の場合は、明日以降に仕事を回してみましょう。
仕事をしているとついつい進められるだけ進めてしまおうと思うものですが、そのまま働き続けていたらいつまでたっても残業は減りません。
毎日3時間以上の残業できついと感じているのであれば、後回しにできる仕事は明日以降に回しましょう。
他の人に助けを求めてみる
作業量があまりにも多かったり、ひとりでは手に負えないと感じたら、思い切って他の人に助けを求めてみましょう。
周りの人も手一杯の可能性もありますが、余裕があれば手伝ってくれるかもしれませんし、上司も作業量を見直してくれるかもしれません。
他の人に助けを求めるのは気が引けるかもしれませんが、自分の身を守るためにも勇気をもって伝えてみましょう。
きちんと休息を取り入れる
仕事と休憩時間のメリハリをつける
仕事と休憩時間のメリハリをつけずにダラダラと仕事を続けていると、終わるはずの仕事が終わらないということもあります。
仕事は仕事に集中して取り組み、休憩時間はしっかりと休むようにしましょう。
また、仕事ができる人ほどオン・オフの切り替えが上手い傾向があるので、残業の有無にかかわらず「やる時はやる」「休む時は休む」という姿勢を大切にしましょう。
お付き合い残業をせずに帰宅する
早く仕事が終わったからといって、他の人の残業に付き合う必要はありません。
トラブルがあってフォローしなければならない場合は残業してでも手伝うべきですが、それ以外は付き合わなくて構いません。
お付き合い残業が癖になるとなかなか帰れなくなってしまうので、自分の仕事が終わったら割り切ってさっさと帰るようにしましょう。
休日はしっかり休んでリフレッシュする
毎日残業3時間以上の生活を続けていれば、休日はくたくたになっているはずです。
休みの日は完全に仕事から離れて、しっかりと休むようにしましょう。
家で1日中眠るのも良いですが、以下のようにさまざまなリフレッシュ方法があるので、自分にマッチしたリフレッシュ方法を取り入れていきましょう。
- マッサージや整体を受ける
- スーパー銭湯やスパなどでゆっくり過ごす
- 体を動かす
- 美味しいものを食べる
- 家族や友人と話す など
環境を変える
社内異動や休職を検討する
さまざまな改善策を講じても毎日3時間以上残業しなければならない場合は、社内異動で改善できないか検討してみましょう。
しかしながら、毎日残業3時間できついと感じている職場では社内異動を希望をする人が多く、異動先が見つからないというケースも。
このような場合は我慢して働き続けるのも良いですが、一旦休職して心身を休めながら今度の身の振り方をゆっくり考えるのも良いでしょう。
転職を視野に入れる
社内異動をしても毎日残業3時間以上の状態から解放されないと感じた場合は、転職を視野に入れましょう。
毎日残業3時間以上の会社に勤めていると、感覚が麻痺して全ての会社が同様に残業していると感じるかもしれませんが、残業時間を最小限にとどめている企業も多数存在しています。
求人票には「時間外労働時間」が記載されているので、こちらを目安に今の職場よりも残業時間の少ない仕事を探してみましょう。
■ ■ ■ ■ ■
毎日残業3時間以上できつい時の対策についてご紹介してきました。
さまざまな対策を講じても改善できない場合は「転職」を視野に入れると最後にお伝えしましたが、安易に転職に踏み切ると転職を繰り返してしまうということもよくあります。
次のセクションでは「転職すべきケース」をご紹介するので、自分が該当するかどうかチェックしてみましょう。
毎日の残業がつらい時に転職すべきケースとは
毎日の残業がつらい時に転職すべきケースには以下があります。
- 心身に影響が出ている
- 残業代が未払い
- 毎日3時間以上残業をしている
- 今の会社ではやりたいことができない
それぞれ解説していきます。
心身に影響が出ている
前述してきましたが、毎日残業3時間以上の生活を続けていると心身に悪影響を及ぼしてしまい、働けなくなってしまう可能性もあります。
以下のような症状が出ている場合は、今すぐ転職した方が良いでしょう。
- 常に抑うつな気分
- 不安や焦りがある
- 自分を責めてしまう
- 遠くへ行きたい・消えてしまいたいと思う
- 何に対しても興味や意欲がわかない
- 睡眠障害
- 食欲の減退
- 疲労感・倦怠感
- 動悸・息苦しさ
- からだの重さや痛みがある
残業代が未払い
残業代の未払いは明らかに違法行為です。
会社側は違法と分かっていて残業代を支払っていないので、平然と違法行為をするような会社はすぐにでも転職した方が良いでしょう。
未払いの残業代は会社を辞めた後でも請求可能です。
ただし、請求する場合には証拠が必要なので、タイムカードや給与明細などの証拠を集めた上で、然るべきところへ相談しましょう。
毎日3時間以上残業をしている
当記事をご覧の方は毎日残業3時間以上している方が大半かと思いますが、前述した通り、そのような生活を続けると公私ともに幸せから遠ざかってしまいます。
毎日残業をして会社に貢献するのも良いですが、自分の幸せを最優先に考えて転職することをおすすめします。
今の会社ではやりたいことができない
今の会社でやりたいことがあって就職・転職してきた方が多いかと思いますが、実際に働いてみたら「やりたいことができなかった」「やりたいことが変わってしまった」という方もいるかと思います。
そのような場合は、今の会社で働き続けても仕事に対するモチベーションが低下する一方なので、自分のやりたいことができる会社へ転職した方が良いでしょう。
■ ■ ■ ■ ■
「毎日の残業がつらい場合に転職すべきケース」についてご紹介してきました。
これらに該当する場合は、今すぐ転職活動を始めることをおすすめしますが、毎日残業続きで「在職中の転職活動なんて無理」と思う方も多いかと思います。
しかしながら、退職後に転職活動をした場合にはデメリットもあるので、次のセクションを読んで転職活動をする時期を検討してみてはいかがでしょうか。
転職活動をするなら在職中がおすすめ!退職後に転職活動をした場合のデメリットとは
退職後に転職活動をした場合は、以下のデメリットがあります。
- 収入がなくなる
- 生活スタイルが乱れてしまう
- 失業期間が長引くと転職で不利になる
- 家族や友人から心配される
- 転職活動がうまくいかないと企業選びで妥協してしまう
それぞれ詳しく触れていきます。
収入がなくなる
会社を辞めてから転職活動をする最大のデメリットは、「収入がなくなってしまうこと」です。
収入が無くなってしまうと金銭的に焦りも出てきますし、すぐに転職先が見つからなければ生活に困窮してしまう可能性もあります。
そのため、「十分に貯蓄がない」「金銭的に余裕がない」場合は、在職中に転職活動をした方が良いでしょう。
生活スタイルが乱れてしまう
会社を退職すると、決められた時間に出勤する必要も通勤する必要もなくなるので、生活スタイルが乱れてしまう可能性があります。
毎日残業3時間以上の生活が続いていたなら、休息を欲して昼過ぎまで寝るような生活に一転してしまうことも。
転職先が決まってから規則正しいスタイルに戻すのは難しいので、自己管理に自信のない人は在職中に転職活動をした方が良いでしょう。
失業期間が長引くと転職で不利になる
転職活動をしたからといってすぐに転職先が見つかるとは限らず、失業期間が長引くほど転職で不利になってしまうリスクもあります。
面接の際には「失業期間中に何をしていたのか」という質問はほぼ100%聞かれるので、このような質問に自信をもって答えられない場合は在職中に転職活動をした方が良いでしょう。
家族や友人から心配される
退職後に転職活動をするデメリットには、「家族や友人から心配される」というものもあります。
「会社を辞める」だけでも心配なのに、「転職先が決まっていない」と聞けばさらに心配するものです。
「心配させたくない」「心配されるのが嫌」ということであれば、在職中に転職活動をした方が良いでしょう。
転職活動がうまくいかないと企業選びで妥協してしまう
退職後の転職活動がうまくいかなかった場合、金銭的にも精神的にも焦りが出て、転職先を妥協してしまうこともあります。
転職先を妥協してしまうと、会社とマッチせずに転職を繰り返す可能性もあります。
このような事態を避けるためにも、在職中に転職活動することをおすすめします。
毎日残業3時間以上でも「転職エージェント」を活用すれば転職できる
退職後に転職活動をするとさまざまなデメリットがあることが分かったけれども、「毎日残業続きで在職中の転職活動が厳しい」という方も多いかと思います。
そのような方には、転職エージェントの活用をおすすめします。
転職エージェントは企業と求職者のマッチングをしてくれる人材紹介サービス。
以下のようなさまざまなサポートを受けられ、転職活動を効率的に進めることができます。
- 転職相談
- あなたにマッチした求人の紹介
- 履歴書や業務経歴書の添削
- 面接対策
- 選考スケジュールの調整
- 内定獲得後も給与交渉 など
転職エージェントはキャリアアドバイザーが実際に企業を訪問して労働環境などを確認しているので、長時間残業をしている企業への転職を防げるというメリットも。
基本的に無料で利用できるので、まずは登録して転職相談をしてみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は現在執筆中です。公開までお待ちください。
毎日残業3時間以上できついならまずは改善を試みよう
当記事では、「毎日残業3時間以上できつい・疲れた・辞めたい」と感じている方へ向けて、さまざまな情報をご紹介してきました。
毎日残業3時間以上で「きつい」と感じるのは当然のことで、データや法律の観点から見ても「働きすぎ」「異常」な状態と言えます。
そのような生活を続けていると、心身に不調をきたしたり仕事に対するモチベーションが低下して、人生の幸福度が低下してしまうリスクも。
このようなリスクを避けるためにも、まずは今の会社で働きながらできる対策を講じ、どうしても改善できない場合は転職を視野に入れましょう。