試用期間中の退職は履歴書に書く?書かない?|履歴書に書かない場合のリスクを解説

履歴書・職務経歴書

「試用期間中の退職は履歴書に書くべき?」「短期離職は転職で不利になりそうだから書きたくない…」などと、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

当記事では、試用期間中の退職を履歴書に書くべきかお悩みの方へ向けて、以下のような情報をまとめてお伝えします。

  • 試用期間中の退職を履歴書に書くべきかどうか
  • 試用期間中の退職を履歴書に書かないとどうなるか
  • 退職理由の書き方や面接での受け答えの仕方 など

ぜひ参考にしてみてください。

 

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「試用期間中の退職」の記事をチェック

試用期間中の退職を履歴書に「書かない」という声が多い

一般的に「試用期間中の退職を書くのか書かないのか」どちら声が多いのか気になるかと思います。

Twitterの声をチェックしてみたところ、「書いた方がいい」という声もありましたが、「書かなくていい」という声が非常に多く見受けられました

 

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このようなTwitterの声を見ると「履歴書に書かなくても良いんだ!」と思うかもしれませんが、当記事では「試用期間中の退職を履歴書に書くこと」をおすすめします

ここからは、なぜ試用期間中の退職を履歴書に書いた方が良いのかについて解説していきます。

 

試用期間中の退職は履歴書に書くのがおすすめ

「試用期間中の退職を履歴書に書きたくない…」というのが本音かもしれませんが、短期間でも基本的に履歴書に記載しなければなりません

もちろん信用の観点から「嘘はいけない」という考えもありますが、書かなかった場合にはバレるリスクがあり、バレた場合にはトラブルとなってしまいます

「書かなければ・言わなければバレないでしょ?」というのは甘い考え。

前職で保険加入歴がある場合は次の転職先にもその情報が引き継がれるため、面接の場ではバレなくても入社後に保険関連の手続きをする際にはバレてしまいます。

また、興信所を使って身辺調査をしたり、facebookやTwitterなどの各種SNSの発信内容をチェックする企業も多いようなので、仮に保険加入歴がなくても短期離職の情報が発覚する可能性は十分あるでしょう。

最近ではSNSをチェックするサービスが登場している!

最近では採用担当者がSNSをチェックする手間をなくすために、SNSをチェックするサービスが登場しているようです。

このようなサービスができたのは、「採用担当者が実際にSNSをチェックしていて、SNSチェックの手間を省きたい」というニーズがあるからとも言えるので、試用期間中の退職は履歴書に正直に書くことをおすすめします

 

試用期間中の退職を履歴書に書かない場合のリスク

試用期間中の退職を履歴書に書かないとどうなってしまうのでしょうか。

こちらでは、試用期間中の退職を履歴書に書かない場合のリスクをご紹介します。

 

採用前に嘘が発覚すると不採用になるケースも

試用期間中に退職していたことが採用前にバレてしまった場合、不採用となるケースがあります。

企業側は選考の段階では「応募者を採用するかどうか」を自由に判断して良いので、「試用期間中の退職を履歴書に書いていないため信用できない」という理由で不採用となる可能性も十分考えられるでしょう。

そもそも、採用前に「試用期間中の退職」が発覚するかどうかですが、採用担当者が採用前にSNSチェックをしなければ基本的には発覚しませんが、やはりリスクを避けるためにも履歴書にきちんと書いた方が良いでしょう。

 

履歴書への虚偽の記載は経歴詐称や懲戒解雇になり得る

試用期間中の退職が採用後にバレた場合は、経歴詐称を理由に懲戒解雇される可能性もあります。

過去の裁判によると、以下の場合に「経歴詐称を理由に懲戒解雇しても問題ない」と判断されているようですが、解雇に値するかどうかは企業によって異なるものです。

  • 採用前に発覚していたら採用しなかったか
  • 現在と同一条件で採用しなかったか
  • 客観的に考えて相当といえるか

懲戒解雇されるとさらに経歴に傷がついて転職が不利になるため、このような事態を避けるためにも履歴書に書いた方が良いでしょう。

 

解雇にならなくても会社から信用をなくしてしまう

試用期間中の退職が発覚して解雇されなかったとしても、嘘をついて入社したことは事実なので、社員としての経歴に傷がついたり信用を失ってしまいます。

仕事で挽回すれば良いと思うかもしれませんが、一度失ってしまった信用を取り戻すには多大な苦労と時間を要します。

結局いたたまれなくなって転職する羽目になったというケースもありますので、試用期間中の退職は正直に履歴書に書いた方が良いでしょう。

 

保険加入歴がなければバレないが空白期間の説明が必要

「試用期間中の退職は履歴書に書くのがおすすめ」のセクションでも軽く触れましたが、保険加入歴がある場合は試用期間中の退職が採用後の手続きで発覚してしまいます

言い換えると「保険加入歴がなければ履歴書に書かなくてもバレない」ということなのですが、この場合は前職で働いていた期間が何もしていない空白期間に見えてしまうため、「その期間に一体何をしていたのか」という質問をされる可能性が非常に高いです

この際にただ「就職・転職活動をしていました」と答えてしまうと、就職の場合は「就活に失敗した人」「多くの企業側が採用を見送った人」と思われたり、転職の場合は「前職を辞める前に転職活動をしなかった計画性のない人」「転職先が決まるまで我慢して働けなかった人」などと思われてしまう可能性もあります。

これらのことから、保険加入歴がなくて履歴書に書きたくない場合には、以下のように企業側が納得できるような説明が必要であることを頭に入れておきましょう。

  • 留学やボランティア活動をしていた
  • 資格取得するために学習していた(転職先に関連する資格だとなお◎)
  • ケガや入院で就職・転職活動ができなかった
  • 一時的に家業を手伝わなければならなかった
  • 家族の病気や介護でやむなく帰省する必要があった

試用期間中の退職にしても、空白期間中にしていたことにしても、企業側のSNSチェックで発覚する恐れがあるので基本的には嘘をつかないことをおすすめしますが、「どうしても試用期間中の退職を履歴書に書きたくない」ということであれば深堀りされても良いように準備するようにしましょう。

 

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試用期間中の退職は短期離職なので「履歴書に書きたくない」という気持ちもよく分かりますが、嘘をついた場合にはそれなりにリスクを背負うことになるので注意しましょう。

ここからは、試用期間中の退職を正直に伝えるという方へ向けて、「履歴書に退職理由を書く時のポイント」や「面接の場で退職理由を伝える際のポイント」をご紹介します。

 

短期離職した理由を履歴書に書く場合は「一身上の都合」でOK

試用期間中に短期離職した理由を履歴書に書く場合は、「一身上の都合により」といった記載で問題ありません

もし正当な理由で退職したのであれば、その旨を補足説明するのもおすすめ。

履歴書の職歴欄や備考欄で補足説明すると良いでしょう。

【家庭の事情で退職した場合の記入例】
試用期間中に家族の介護が必要となったため、やむを得ず退職に至りました。
【労働条件や環境が求人情報と異なっていた場合の記入例】
正社員として内定を獲得しましたが、入社してみたら1年間の契約社員としての採用でした。
雇用形態は1年後に改めて協議とのことでしたが、今後の生活を踏まえて早く転職した方が良いと考えたため退職しました。
【仕事で体調を崩した場合の記入例】
求人情報や事前の説明よりも時間外労働が多く、慣れない環境のなか体調を崩してしまい退職しました。
現在は体調も回復し、医師からも普通に勤務が可能であると診断されています。

 

職務経歴書に書く場合はどうする?

職務経歴書の場合、基本的には退職理由を書く必要はありません。

転職経験者の中には書かない方が書類選考の通過率が良かったという声もあるので、職務経歴書には書かなくても良いでしょう。

ただし、病気や倒産などのやむを得ない事情により転職回数が多い場合は、退職理由を書くことをおすすめします

転職回数が多いとそれだけで不採用になる場合も多いので、やむを得ない事情であることをアピールできれば企業側の「すぐに辞めるのでは?」という不安も払拭できるでしょう。

 

試用期間中に退職しても面接の場で退職理由を伝えれば大丈夫

試用期間中の退職に限らず、転職活動の面接の場では必ず前職の退職理由を聞かれます。

面接で退職理由を伝える際のポイントは以下の3つ。

  • 前職の不平・不満を言わない
  • 前職では自分のやりたいことができない
  • 志望動機と関連している

これらのポイントを押さえておけば、説得力のある退職理由となるでしょう。

 

退職理由の伝え方の例をケース別にご紹介

こちらでは上記のポイントを踏まえて、退職理由の伝え方の例をケース別に3つご紹介します。

【やりたい仕事ができなかった】

前職は既存顧客に対してサービスの企画や提案を行える点に魅力を感じて入社しましたが、実際は新規開拓の営業がメインでした。

魅力を感じていた仕事は別部署が担当しており、将来的に異動できる可能性もないことが判明したため退職することに致しました。

経験を積んでから転職することも検討しましたが、早い段階で企画や提案のスキルを身に付けてたいと思ったため、御社に応募致しました。

【適性がない仕事だった】

前職では新規開拓がメインの営業職として従事していました。

週単位のノルマを達成することにやりがいを感じることもありましたが、業務を進めていく中で「お客様一人ひとりを大切にしたい」「お客様に丁寧な提案をしたい」という思いが強くなったため、退職を決意しました。

御社は前職とは異なり、お客様へのきめ細やかな提案に力を入れており、私の適性や希望する働き方とマッチすると感じたため志望致しました。

【体調を崩してしまった】

前職は時間外労働や休日出勤が多く、体に不調が出てしまったためやむなく退職となりました。

転職活動の際に企業研究が足りなかったため、このような事態になったと反省しております。

現在は医師からも出勤可能と診断されているため、働く上で支障はありません。

御社は社員のワークライフバランスを大切にし、私が以前から興味にあった分野に力を入れていらっしゃるため、私の希望する働き方や将来像を実現できると感じて応募致しました。

 

これらはあくまでも一例に過ぎないので、自分なりの言葉でカスタマイズしてみましょう。

また、どれだけ説得力のある退職理由を考えて伝えたとしても、企業側は「またすぐに辞めるのでは?」といったことを懸念しています。

そのような企業側の懸念を払拭するためにも、面接の場では「すぐに辞めない」ということを折に触れてアピールできると良いでしょう

 

短期離職で転職に不安があるなら転職エージェントの活用がおすすめ

試用期間中に短期離職した場合には、やはり転職活動が不安になるかと思います。

そのような方には、転職エージェントの活用がおすすめです。

転職エージェントは企業と求職者のマッチングをしてくれるサービスで、転職に関する相談や履歴書の添削、模擬面接などを無料で行ってくれます。

また、転職に関するノウハウが豊富で企業の内情にも詳しいので、的確なアドバイスを受けられるというメリットも。

「短期離職で転職活動が不安」「転職活動のサポートを受けたい」という方は、転職エージェントを活用してみてはいかがでしょうか。

おすすめの転職エージェントをチェック

 ※こちらの記事は現在執筆中です。公開までお待ちください。

 

試用期間中の退職は履歴書に書くのが基本!しっかり準備や対策をして転職活動をしよう

当記事では、試用期間中の退職を履歴書に書くべきかお悩みの方へ向けて、さまざまな情報をお伝えしてきました。

試用期間中の退職を履歴書に書かないと、以下のようなリスクがあるため基本的には書くことをおすすめします。

  • 採用前に嘘が発覚すると不採用になるケースも
  • 履歴書への虚偽の記載は経歴詐称や懲戒解雇になり得る
  • 解雇にならなくても会社から信用をなくしてしまう

「短期離職で転職活動が不安…」と感じるのもよく分かりますが、退職理由をきちんと説明できれば企業側も納得してくれるものです。

どうしても転職活動が不安ということであれば、転職エージェントに相談するのもおすすめ。

いずれにしても、きちんと準備や対策をしていけば短期離職でも内定獲得できるので、諦めずに取り組んでいきましょう。

 

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