結婚を機に寿退社をする人がいる一方、最近では共働きの世帯が増えているので「仕事を辞めたいから結婚したいという考えが逃げなのでは?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
当記事では、「仕事を辞めたいから結婚したいのは逃げなのか?」という疑問を皮切りに、仕事を辞める場合のメリット・デメリット、仕事を辞める前に確認しておきたいポイントを詳しく解説します。
実際に結婚後に仕事を辞めた方・続けた方の経験談もあるので、「仕事を辞めたいから結婚したい…」と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
- 仕事を辞めたいから結婚したいのは「逃げ」
- 「仕事と結婚」一般的にはどんな声があるの?
- 結婚を理由に仕事を辞めたい人はどの程度いるの?その実情とは?
- 結婚を理由に仕事を辞めた方の経験談をチェック
- 結婚後も仕事を続けた方の経験談をチェック
- 結婚を理由に仕事を辞めた理由とは?
- 結婚を理由に仕事を辞めなかった理由とは?
- 結婚を理由に仕事を辞めた場合のメリット・デメリット
- 結婚を理由に仕事を辞める前に確認しておきたいポイント
- 「仕事を辞めたいから結婚したい…」男性の本音は?
- 要注意!仕事を辞めたくて結婚したら半年で別居というケースも
- どうしても今の仕事を辞めたいなら転職もアリ
- 結婚を理由に寿退社するならどのタイミングがベスト?
- 安易に結婚へ逃げずによく考えよう
仕事を辞めたいから結婚したいのは「逃げ」
「仕事を辞めたいから結婚したい」と思うのは逃げなのでしょうか?
「仕事を辞めたいから結婚したい」と思う理由が以下なら「逃げ」と言えるでしょう。
- 仕事したくない
- 働きたなくない
- 会社辞めたい
- 旦那の給料でのんびりしたい
「逃げ」と聞くと嫌な印象があるかもしれませんが、一概に悪い判断とは言い切れません。
「結婚後に仕事を辞めてもいい」とお相手の男性が言っているのであれば、その優しさに甘えるのもアリかもしれません。
「仕事と結婚」一般的にはどんな声があるの?
世の女性たちは「仕事」と「結婚」に対してどのように思っているのでしょうか?
Twitterの生の声をチェックしてみましょう。
「仕事を辞めたいので結婚したい」という人は多い
女性の社会進出が進み働く女性が増えてきました。
しかしながら、「仕事に疲れた」「働きたくない」などと疲れた女性が増えている背景があるため、「仕事を辞めて結婚したい」と考えている女性が多いようです。
早く結婚してくれねえかなあ
仕事辞めたい— ゆうな (@honey__xx) September 19, 2019
逃げ場にしたくないって思ってたけど、結婚して仕事早く辞めたい。今の仕事が嫌なんじゃなくて働くのが嫌←
— ゆうこ🍅✨ ¹²⁷ (@cpksyu10) September 17, 2019
早く結婚して養ってもらいたいと切実に思いました
専業主婦になりたい(^q^)仕事辞めたい(^q^)— お願いあやメロディ(Diana.) (@K__ma3) September 15, 2019
「結婚できないから仕事を辞めたい」という人も
あまりにも仕事が忙しすぎて出会いがないという声も多いようです。
出会いがないから転職というと安易な印象を受けるかもしれませんが、そのような職場で結婚・出産後も働き続けることは難しいので、転職を検討するのもアリかもしれません。
昨日、永遠とどこに出会いがあるのかっていう論をずっとしていたんだけど
お互い出会いなさすぎて死んだ。
きっとこの会社にいる限り出会いないよって言われて今すぐ辞めたいって思った。😇— くらちか (@pppPrfm_krck) April 24, 2019
先輩と電話してたけどさ。いや〜〜〜歳をとったな、と思うのと何故彼氏できひんのかな?って話してたらもう俺寝るで!とかゆわれた(๑´• ₃ •̀๑)(๑´• ₃ •̀๑)顔か?性格か?まぁそれ以前に出会いないので社畜辞めたい
— なちょお姉さま@なるほどなるほど。 (@nason325) June 4, 2015
いまの自分の立場もイヤだけどそれだけじゃなくていまの仕事続けてる限り出会いなんてないなぁと思った
年齢的にも幸せになりたいって思う時期…
同い年の子で家庭持ってて子供2.3人いますって人たくさんいる現実に取り残されてる感あるし虚しい…仕事が恋人なんて辞めたい…— 麻衣@9/23シド群馬 (@sidxnegi) June 25, 2019
「仕事を辞めたいがために嘘の結婚を退職理由にする」という人も
中には仕事を辞めたいがために嘘の結婚を退職理由にする人も。
結婚はやむを得ない理由で引き止められにくいので、「結婚するので辞めます」と嘘をつく人も多いようです。
結婚するので退職しますって思いっきり大嘘かましてきたけどwwww相手誰だよwwww
— ぽかりさん。 (@__________pkr__) August 16, 2019
めんどくさいので結婚退職という嘘をつく、人意外といる
— かんくろ (@KNChiba) July 18, 2019
今日の午後退職の話をします。
頑張ります。お母さんには背中押してもらったし、結婚準備って嘘つくけど仕事辞めます。— でんじゃらす小池 (@oyu9hvyZPG4EmQG) June 21, 2019
結婚を理由に仕事を辞めたい人はどの程度いるの?その実情とは?
Twitterにはさまざまな声が見受けられましたが、結婚を理由に仕事を辞めたいと思っている女性は実際のところどの程度いるのでしょうか。
こちらでは、「仕事」と「結婚」にまつわる実情について触れていきます。
結婚を機に仕事を辞めたい女性は約20%
(引用元:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/seinen14/dl/gaiyou.pdf)
厚生労働省が行った調査によると、「結婚を機に仕事を辞めたい」と考えている独身女性は20.2%でした。
10年前の調査と比較すると、3.4ポイント減少しています。
家族を養えるほど収入のある男性が少ないので共働きせざるを得ないという実情も
国税庁の調査によると、男性の約半数は年収が300~600万円ほどで、結婚する人が多い30代前半の平均年収は約450万円です。
この年収では妻1人を養うのもギリギリなので、子作りや貯金をするのは非常に難しい状況です。
大手企業でもリストラを行うような不景気が続いているので、今の収入がキープできる保証もありません。
このような不安定な経済状況により、男性一人の収入で家族を養うのはかなり厳しく、共働きをせざるを得ないといった状況があります。
ここからは、結婚を理由に仕事を辞めた方・仕事を辞めずに働き続けた方の経験談をそれぞれご紹介します。
経験談を見て、「自分がどうしたいか」を判断する参考にしてみてください。
結婚を理由に仕事を辞めた方の経験談をチェック
実際に結婚を機に仕事を辞めた方はどのよう思っているのでしょうか。
結婚後に仕事を辞めて良かった方と後悔した方の声をご紹介します。
仕事を辞めて良かったと感じている方の声
よく「出産して専業主婦になったら社会から取り残された気分になる」とか言うけど、私の場合ブラック企業に取り憑かれて社会を知らなさすぎていたので、辞めて改めて時事を追う時間が増えて、あとはそれまでご近所付き合いもなかったのにママ友ができて社会が広がったからホント辞めて良かった
— くみ2(5歳男+11m男) (@UklnLnbINsb1Tma) August 27, 2019
仕事を辞めて後悔した方の声
私は、2年ちょっと前まで、バリバリの専業主婦でした。夫の社会的立場からすると、今も大人しく専業主婦でいた方が良いのかもしれない。でも、若くして仕事を辞めてしまったことを後悔しているので、今からでも色んなことにチャレンジしたい。
— そらいろあさがお (@ipomoeatricolor) September 15, 2019
結婚後も仕事を続けた方の経験談をチェック
結婚後も仕事を続けた方はどのよう思っているのでしょうか。
結婚後に仕事を続けて良かった方と後悔した方の声をご紹介します。
仕事を続けて良かったと感じている方の声
共働きだったことです。まだ共働きが少数だった時代でしたが、母が働いていたことにより結婚・出産で仕事を辞めなくて済みました。仕事辞めなくて良かったって思っているので、とても感謝しています。 https://t.co/0SO9rA9EUp
— ルミ姐 (@shrnkmm) January 30, 2017
仕事を続けることに後悔した声
ワーママのしんどさって
仕事と家事育児で時間ないとか
時短で効率よく仕事しても終わらないし給料も新卒並みになるとか
全部が中途半端な情けなさとか
職場や家族への罪悪感とか
諸々あるんだけど
その葛藤を話せる同志がいないのがまたつらい
— かものはし🎃フレキシブル出張ママ (@platypus___) September 1, 2019
結婚を理由に仕事を辞めるにしても続けるにしても、「良かった」という声と「後悔した」という声があるということがお分かり頂けたかと思います。
こればかりは個人の感覚もあるので、一概にどちらが正解とは言い切れないのかもしれません。
ここからはさらに、結婚を理由に仕事を辞めた方・仕事を辞めずに続けた方がなぜその選択をしたのかという理由に触れていきます。
それぞれの理由を知れば「自分がどうしたいか」という答えも見つかるかもしれないので、チェックしてみましょう。
結婚を理由に仕事を辞めた理由とは?
結婚を機に仕事を辞めた人は、実際にどのような理由で仕事を辞めたのでしょうか。
妊娠していた
- 妊娠していて子育てに専念したかったから
- 子どもが産まれたらしっかりと子育てをしたかったから
- つわりがひどくて仕事を続けられなかった
妊娠していて子育てに専念したいために辞める人が多いようです。
中には妊娠中の体調が優れずに、仕事を続けたくても続けられなくて辞めたという人もいるようです。
結婚と同時に引っ越した
- 結婚による引っ越しで通勤が難しくなったから
- 遠距離恋愛で彼の元へ嫁いだから
- 転勤族の夫と一緒に住みたかったから
新居を夫の職場の近くに構えていたり、遠距離恋愛の末に結婚した場合は、物理的な距離で仕事を辞めざるを得ないようです。
結婚後に転勤族の彼と一緒に住むために辞めるという方もいるようです。
仕事と家事の両立が厳しかった
- 家事に集中したかったから
- 仕事が激務で家事との両立が難しいと思ったから
- 家事が疎かになって夫に文句を言われたから
結婚して家事と仕事を両立させるのは大変なことです。
特に仕事内容がハードな人は家事がおろそかになってしまい、夫と話し合った上で家庭に入った人も多いようです。
子どもが早く欲しかった
- 子どもが早くほしかったから
- いつでも出産できるようにしたかったから
- 妊活に集中したかったから
妊娠したら続けられない仕事内容の人や育休制度のない職場の人は、この理由が多いようです。
最近よく聞く妊活もそれなりに時間を要するので、仕事を続けられないケースがあるようです。
もともと専業主婦志望だった
- 結婚したら専業主婦になりたかったから
- 結婚をしたら仕事を辞めると決めていたから
- 専業主婦の家庭で育って自分もそうしたいと思ったから
もともと専業主婦志望だったという人も多いようです。
「働きたくない」という理由で専業主婦を希望する人も多いので、「仕事を辞めたいから結婚したい」という人はこちらに該当するかもしれません。
結婚を理由に仕事を辞めなかった理由とは?
結婚を機に仕事を辞めなかった人は、実際にどのような理由で仕事を辞めなかったのでしょうか。
仕事をずっと続けたいから
- 定年まで働きたかったから
- 今の仕事が好きでずっと続けていきたいから
- 子どもを産んでも仕事を続けるつもりだったから
「仕事を辞めるつもりがなかった」という女性も少なくないようです。
産休育休を取りやすく働く母に理解のある職場であれば、仕事も心配せずに続けられそうです。
仕事してないと暇だから
- 辞めてもやることが無いから
- 家でダラダラ過ごすよりは働きたいから
- 専業主婦になったら暇そうでいやだから
仕事を辞めると「やることがなくて暇」という声も。
子供がいない場合、専業主婦は暇そうなイメージがあるのかもしれません。
経済面が不安だから
- お金がなかったから
- 経済的に不安があったから
- 夫の収入だけでは生活できなかったから
夫の収入だけでは経済的に不安を感じてしまうこともあるようです。
共働きなら家計が潤うので、経済的に不安ということもなくなります。
子どもがいないうちに稼ぎたいから
- 働けるうちは働こうと思っていたから
- 子どもが産まれる前が稼ぎ時と聞いたから
- 稼げるうちに稼いで将来に備えたいから
とりあえず、子どもができるまでは仕事を続けようと思う人も多いようです。
子どもがいないうちは自由に働くことができるので、まさに稼ぎ時と言えるでしょう。
結婚しても生活スタイルが変わらないから
- 結婚前から同棲していたので結婚しても生活スタイルが変わらなかったから
- 結婚しても仕事に影響のある変化がなかったから
- 結婚しても今まで通り仕事ができていて辞める理由がなかったから
結婚前から同棲していたり、住む場所が大きく変わらなければ、生活スタイルはあまり変わりません。
生活スタイルにそれほど変化がなければ、仕事を続けることはできるでしょう。
結婚を機に仕事を辞めた場合・辞めなかった場合の理由は参考になったでしょうか。
ここからは、結婚を理由に仕事を辞めた場合についてフォーカスしていきます。
結婚を理由に仕事を辞めた場合のメリット・デメリット
結婚を機に仕事を辞めることは決して悪いことではありませんが、仕事を辞めたことを後悔している方が少なからずいるということがお分かり頂けたかと思います。
「仕事を辞めるか辞めないか」の決断で後悔することがないように、結婚を理由に仕事を辞めた場合のメリット・デメリットを確認しておきましょう。
メリット
仕事のストレスから解放される
職場の人間関係や仕事のストレスから解放されるのは嬉しいのではないでしょうか。
仕事に対するストレスは思ったよりも大きいものです。
無意識にストレスを感じているケースもあるので、結婚を機に仕事を辞めて「こんなに気分がいいのか」と感じる方も少なくないでしょう。
自分の時間が作れる
仕事に追われていると、自分の時間を作るのがなかなか難しいもの。
仕事を辞めれば家事や育児の時間を除けば他の時間は自由です。
自分の好きなドラマや映画を見たり、自己研鑽のために資格を取ることもできるでしょう。
家事に専念できる
仕事を続ける場合、掃除や洗濯、食事の支度などの家事が負担になりやすいです。
結婚を機に仕事を辞めれば、時間に余裕を持って家事をすることができます。
出産・育児に専念できる
仕事を辞めれば出産や育児に専念できます。
「子供の成長を側で見守りたい」と考える人にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
扶養に入れる
パートナーが会社の社会保険に入っている場合、扶養に入れるメリットがあります。
扶養家族のメリットは以下の通り。
- パートナーの所得税・住民税の支払い額が減る
- 健康保険料の支払いが不要になる
- 年金の支払いが不要になる(国民年金の第3号被保険者になるので支払い不要)
ただし、パートなどで一定以上の収入がある場合は扶養に入れないので、頭に入れておきましょう。
パートナーをサポートできる
仕事を辞めると時間的にも精神的にもゆとりができるので、相手をサポートすることができます。
パートナーによっては、「サポートしてもらうために家庭に入って欲しい」と考える人もいるでしょう。
デメリット
世帯全体の収入が減る
仕事を辞めてしまうと、世帯全体の収入が減ってしまいます。
2人分の収入が1人分だけになるのは、かなりダメージが大きいと言えるでしょう。
お金が自由に使えない
自分でお金を稼がなくなった場合、好きなものを買ったり趣味に使うなど、自分が自由に使えるお金が減ってしまいます。
貯金があったとしても、将来のことを考えると手を付けにくいでしょう。
キャリアが途切れてしまう
会社を辞めた後の空白期間が長くなればなるほど社会復帰が難しくなり、キャリア形成が困難になります。
専業主婦から社会復帰しようとしても「派遣やパートの求人しかない」といった事態はよく聞くので、正社員にこだわりのある方はよく考えた方が良いでしょう。
社会から取り残されてしまう
仕事を辞めて家庭に入ると「社会との繋がりがない」「自分は社会の役に立っていない」と思ってしまうこともあるようです。
社会との関わりがなくなることに不安を感じる人は、退職を思い留まった方が良いかもしれません。
時間を持て余してしまう
仕事を辞めたばかりの頃は「自由に時間を使えて楽しい」と思っていても、2~3ヶ月もすると物足りなく感じることも。
このように時間を持て余した結果、パートや派遣社員といった形で社会復帰する方も多いようです。
再就職が困難な場合がある
空白期間のある専業主婦が正社員で再就職するのはかなり厳しいです。
再就職に成功するためには女性向けの就職エージェントを活用するなど工夫する必要があるでしょう。
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結婚を理由に仕事を辞める前に確認しておきたいポイント
「仕事を辞めたいから結婚したい」という気持ちはわかりますが、仕事を辞めた場合にはデメリットもあるので焦って判断するのはよくありません。
結婚を理由に仕事を辞めて後悔しないためにも、事前に以下のポイントを確認しておきましょう。
彼の収入だけでやっていけるか
彼の収入があまり多くない場合、あなたが仕事を辞めると生活が苦しくなってしまいます。
お金の有無は心のゆとりにも影響をするので、お金が無いと家庭の雰囲気がギスギスしてしまう可能性も。
彼の収入だけでも生活していけるのか、将来の資金計画を確認しておくと良いでしょう。
彼が仕事を辞めることを理解してくれているか
かつては「女性が家庭に入るのは当然」と考えている男性が多かったようですが、今は「共働きで稼いでほしい」と考えている男性が増えているようです。
「結婚したら専業主婦になろうと考えている女性とは結婚したくない」という男性も少なくないので、結婚後に仕事を辞めても良いかきちんと話し合いましょう。
自分の悩みときちんと向き合ったか
仕事を辞めれば仕事の悩みはなくなりますが、仕事を辞めるにしても今の職場で抱えている悩みと向き合っておいて損はありません。
「人間関係に不満がある」「仕事内容に不満がある」「残業の多さに嫌気がさしている」など、自分がなぜ仕事を辞めたいのかをはっきりさせておきましょう。
ここではっきりさせておくと、後に社会復帰を考えた際の仕事選びにも役立つのでおすすめです。
今の職場以上の会社があるか
日本経済は不安定な状況にあるため、仕事を辞めても「共働きをせざるを得ない」状況になる可能性があります。
前述したように専業主婦の再就職はかなり厳しいため、今の職場環境が女性の働きやすい環境であれば思い留まった方が良い場合も。
職場環境があまり思わしくない場合は、環境や制度が整っている会社を転職サイトで探して転職できないかどうか検討するのも良いでしょう。
「仕事を辞めたいから結婚したい…」男性の本音は?
結婚を理由に仕事を辞める前に確認しておきたいポイントのひとつに「彼が仕事を辞めることを理解してくれているか」という項目がありました。
この項目を確認するためには「仕事を辞めて結婚したい…」と彼に相談する必要がありますが、実際に女性からこのような話をされたら男性はどんな本音を抱くのでしょうか。
以下のパターン別に解説します。
- 「結婚後に仕事を辞めてもいい」と彼女に言う彼氏の本音
- 「結婚後は仕事を辞めてほしい」と彼女に言う彼氏の本音
- 「結婚後も仕事を続けてほしい」と彼女に言う彼氏の本音
「結婚後に仕事を辞めてもいい」と彼女に言う彼氏の本音
「結婚後に仕事を辞めてもいい」という男性は、本音の深い部分では女性を低く見ている可能性があります。
自分が上の立場だからこそ「下の者の生活を守る」「生活費を出す」ということです。
このようなパートナーとは対等な関係を築けないので、パートナーと対等でいたいなら働いて経済的に自立した方が良いでしょう。
「結婚後は仕事を辞めてほしい」と彼女に言う彼氏の本音
「結婚後は仕事を辞めてほしい」という男性は、自分の仕事が第一で家事に煩わしさを感じている可能性が高いです。
男性に十分な収入があるのであれば、「仕事を辞めたいから結婚したい」という女性にとって理想的な相手でしょう。
「結婚後も仕事を続けてほしい」と彼女に言う彼氏の本音
「結婚後も仕事を続けてほしい」という男性は、二通りのタイプがいます。
まずは「相手のために自分のお金をなるべく使いたくない」タイプ。
このタイプは損得勘定が強く、お金は出したがらないのに家事労働を要求してくるので、結婚自体を考え直した方が良いかもしれません。
次に「結婚相手には経済的に自立していてほしい」タイプ。
万が一自分に何かあっても「相手が自立して生活できるようにキャリアを中断させたくない」という考えを持っているので、一見すると冷たいですが優しさがあるとも言えるでしょう。
無職の女性に対する男性の本音を集めてみた結果、「無職の女性は結婚対象にならない」という厳しい声が多かったです。
- 無職の女性は結婚対象にはならない。
- 結婚して妊娠するまでは働くのが普通。
- 仕事が辛くて辞めて無職の人には引く。
- 今の仕事をどうしても辞めたいなら転職が常識。
このような声を踏まえるとなるべく働いている状態で婚活をした方が有利ですし、再就職前に婚活をするにしてもあまり言わない方が良いでしょう。
要注意!仕事を辞めたくて結婚したら半年で別居というケースも
仕事を辞めたいあまりに交際数ヶ月で結婚に踏み切った結果、わずか半年で別居して最終的には離婚したという人もいるようです。
「仕事をやめたい」という気持ちが先行して結婚してしまうと、このように結婚相手の男性を見極められずにうまくいかなくなる可能性もあります。
「結婚すること」が女性の幸せと思ってしまいがちですが、仕事を通して自己実現をしていくことも幸せにつながっていきます。
結婚を仕事を辞めるための手段にせず、自分がどんな人生を歩んでいきたいのかをよく考えて選択していくと良いでしょう。
どうしても今の仕事を辞めたいなら転職もアリ
結婚を理由にして安易に仕事を辞めると、最悪の場合「仕事も結婚も失ってしまうケースがある」ということがお分かり頂けたかと思います。
どうしても「今の仕事を辞めたい」という方は、結婚へ逃げるのではなく転職を検討してみてはいかがでしょうか。
結婚しても仕事を続けることができる職場はある
昨今の「働き方改革」により、結婚や出産をしても働き続けることができる職場が徐々に増えています。
今の職場で働き続けることが難しいと感じているなら、より働きやすい会社を探してみると良いでしょう。
結婚を機にやりたい仕事にチャレンジするのも◎
今の仕事に対して「つまらない」「やりがいを感じない」と思っているなら、結婚を機にやりたい仕事に転職するのもおすすめです。
収入が下がったとしても、自分がやりたい仕事であれば働き続けることができるでしょう。
結婚して仕事を辞めると別の不自由が出てくることも
仕事を辞めると働くことから自由になれると思うかもしれませんが、別の不自由が出てきてしまいます。
自分自身の収入が無いと、欲しいものを購入するために夫の同意が必要になってくるものです。
この辺りは働いて経済的に自立している方が自由と言えるでしょう。
どうしても仕事を辞めたいなら辞めたら良い
転職してそれでも仕事を辞めたいと思ったなら、辞めるのもアリです。
仕事を辞める場合のデメリットはさまざまあるので、安易に辞めるという選択をせずに一度転職してから辞めるかどうか検討するのも良いでしょう。
転職活動をスムーズに行いたいなら、転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェントは無料で転職の相談に乗ってくれたり選考対策をしてくれるので、転職活動がより効率的にできるというメリットがあります。
当サイトには、女性におすすめの転職エージェントを多数紹介している記事があるので、こちらを参考に転職エージェントを探してみてはいかがでしょうか。
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結婚を理由に寿退社するならどのタイミングがベスト?
ここまでの記事を読んでみて「それでも結婚を機に仕事を辞めたい」という方は、寿退社するタイミングを検討し始めましょう。
実際に仕事を辞めた方はどのようなタイミングで辞めたのでしょうか?
経験談をチェックしてみましょう。
ボーナスをもらってから
ボーナスをもらったタイミングで辞めました。
結婚後は何かとお金もかかるので、ボーナスをもらい逃すなんて考えられませんでした。
同じようなタイミングで寿退社する人多いですよ。
ボーナスをきっちりもらってから退職するという意見です。
あと数か月でボーナスをもらえるなら、ボーナスまで働き続ける方が多いようです。
年度末
年度末のタイミングで辞めました。
引き継ぎもスムーズにできて、次の人の採用にも迷惑がかからないので。
寿退社はただでさえ妬まれがちなので、なるべく穏便に辞められそうなタイミングにしました。
寿退社は誰しも羨ましいと思うものです。
残された女性たちは「おめでとう」と言いながらも、内心は嫉妬でイライラしているケースも。
穏便に会社を辞めるためには、忙しい時期を避けるなどの気遣いが大切になるでしょう。
いつでもOK
代わりの人間はいくらでもいるので、いつでもOKだと思います。
会社に気を遣いすぎて自分の幸せを逃すなんて、ありえないですし。
プロポーズされて結婚するってなった時点ですぐに辞めました。
この意見にも一理あると思います。
労働基準法に定められた期間さえ守ればいつでも辞められるので、辞めたいと思ったタイミングに辞めるのも良いでしょう。
生活が落ち着いてから
結婚が決まったんですが、周囲にはまだ内緒にしています。
一緒に住むために引っ越したり、家具や家電をそろえたり、何かとお金が必要なので…。
生活が落ち着いたタイミングで仕事をやめようと思っています。
結婚するとなると何かとお金が必要になります。
結婚してすぐに辞めずに、生活環境が整って落ち着いてきたタイミングで辞めるのもアリでしょう。
安易に結婚へ逃げずによく考えよう
「仕事を辞めたいから結婚したいのは逃げなのか?」という疑問を皮切りに、仕事を辞める場合のメリット・デメリット、仕事を辞める前に確認しておきたいポイントなどご紹介してきました。
「仕事を辞めたいから結婚したい」というのは逃げですが、一概に結婚に逃げることが悪いわけではありません。
しかしながら、仕事を辞めたいという理由で安易に結婚をするのはリスクがあるので、仕事を辞める場合のメリット・デメリットを踏まえてよく検討してみましょう。
仕事を辞める場合のデメリットが気になる方は、結婚よりも転職がおすすめ。
転職活動のサポートが受けられる転職エージェントを活用して、効率的に転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。
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