サザエさん症候群とは?対策はあるの?|月曜日が憂鬱になる原因や症状をご紹介

仕事の悩み

日曜の夕方「サザエさん」の放送が終わる頃に以下のような状態になる方は、「サザエさん症候群(シンドローム)」かもしれません。

  • どうしようもなく気分が落ち込んでしまう
  • 決まって体調が悪くなる
  • 月曜日の出社が憂鬱でつらい

当記事では、「サザエさん症候群とは何か」「サザエさん症候群の症状や原因や対策」をご紹介します。

「自分もサザエさん症候群かもしれない…」と心当たりのある方や対策を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

サザエさん症候群とは?

そもそもサザエさん症候群とは何なのでしょうか?

 

サザエさん症候群の由来は国民的アニメの「サザエさん」

「サザエさん症候群」とは日曜の夕方から夜にかけて、翌日から始まる仕事のことを考えて気分が落ち込んだり、体調が悪くなったりする症状の総称です。

サザエさん症候群の由来はもちろん、国民的テレビアニメの「サザエさん」。

「休日があと少しで終わる…」と意識し出す日曜日の夕方の時間帯に放送されているため、番組には何の落ち度もないのにこのような名前が付いてしまいました。

 

サザエさん症候群で悩む会社員は多い

月~金で仕事をする会社員には、サザエさん症候群で悩んでいる方が多いようです。

Twitterでもサザエさん症候群に関するツイートが数多く見られ、それだけ悩んでいる人が多いということが分かりました。

 

青森県人はサザエさん症候群にならない!?

青森県に住んでいる人は「サザエさん症候群にならない」という噂があります。

噂が広まった理由は、青森県では「サザエさん」が日曜の夜に放送されていないから

「サザエさん」はフジテレビの番組ですが、フジテレビ系列の地方局がない県では、別の日にサザエさんを放送されていることがあります。

しかしながら、サザエさんの内容が「サザエさん症候群」を引き起こしているわけではないので、サザエさんを見ていなくても「日曜日の夕方や夜に明日の仕事が憂鬱だ」と感じる人はいるようです

日曜日の夜以外にサザエさんが放送されている地域は全国に4県ありますが、山梨県、山口県、福島県は都市部の地上波の電波が受信できる地域もあるので日曜日に見られる人もいるようです。

日曜の夜以外に「サザエさん」を放送している県

  • 青森県 土曜日 17:00-17:30
  • 山梨県 土曜日 16:30-17:00
  • 山口県 土曜日 10:45-11:15
  • 徳島県 日曜日  7:00-7:30

青森県だけは都市部の地上波が入らない環境にあるため、「青森県人はサザエさん症候群にならない」という噂が広まったようです。

 

サザエさん症候群のように月曜日が憂鬱になる番組は他にも

サザエさん症候群になる番組は、サザエさんだけではありません。

「翌日の仕事が憂鬱になる」というのがポイントなので、以下のような番組でも引き起こされる可能性はあります。

  • 笑点
  • ちびまる子ちゃん
  • 鉄腕DASH
  • 大河ドラマ

 

サザエさん症候群の症状はストレス症状とほぼ同じ

サザエさん症候群の症状にはさまざまあり、精神的症状だけでなく身体的症状があらわれる人もいます。

翌日からの仕事に強いストレスを感じ、以下のような「うつ病」の初期と同じような症状があらわれます。

  • 憂鬱な気分になる
  • 不安や恐怖を感じる
  • 涙が出る
  • 不眠
  • 胃痛
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 下痢
  • だるさ
  • 発熱
  • 動悸
  • 食欲不振

 

サザエさん症候群の原因はさまざま

サザエさん症候群の原因は「サザエさんを見たこと」ではないということが冒頭の説明でお分かり頂けたかと思います。

それでは、サザエさん症候群の原因には何があるのでしょうか?

ここからは、サザエさん症候群の原因を解説していきます。

 

生活習慣が整っていない

以下のように生活習慣が整っていないと、サザエさん症候群の原因となります。

  • 日曜日だけ10時間以上寝る
  • 休日の起床時間・就寝時間がバラバラ
  • 平日はまともに食事や運動をしていない
  • いつも寝坊寸前で出社している
  • いつも寝不足

睡眠不足だと慢性的に疲れている気分になって本領が発揮できませんし、運動不足は心身ともにネガティブな要素をもたらします。

また栄養をきちんと摂っていない状態だと、脳の働きが鈍くなって思考が働かなくなることも。

このように生活習慣が整っていないことにより心身ともに不調が出てしまい、日曜日の夕方から夜にかけてストレスや一時的な気分の落ち込みに対処できていない可能性があります。

 

休日にやりたいことがないために精神的な疲労が溜まる

以下のような人は、精神的な疲労がたまってサザエさん症候群になる可能性が高いです。

  • 土日の予定がない
  • 無趣味

休日のスケジュールをしっかり決めて過ごす人はそれほど多くないかもしれません。

しかしながら、休日を趣味や娯楽の時間を費やすことは精神的な疲労を回復するのにとても重要です。

特にスポーツや運動系の趣味は、人をポジティブにさせる効果があるとの研究報告も。

「休日に予定がなく、やりたいこともない」「明日は仕事が待っている」といった先行きの暗いネガティブな気持ちが積み重なると、サザエさん症候群になる可能性が高いでしょう。

 

仕事が苦痛に感じている

以下のようなことが原因で仕事が苦痛だと感じていると、サザエさん症候群になりやすい傾向にあります。

  • 仕事へのストレスがある
  • 会社の人間関係が良くない

精神的苦痛や身体的苦痛を和らげるために生活習慣を整えたとしても、明日から始まる仕事そのものに苦痛を感じているのであれば改善は難しいでしょう。

このケースに該当する場合は、「その仕事を辞めるべきかどうか」を検討する必要があるかもしれません。

 

仕事・プライベートで満足感や充実感を得ていない

仕事やプライベートに限らずですが、満足感や充実感を得ることができていなければ、すべての行動が苦痛になってしまいます。

たとえば、仕事自体は上手にこなせていても、刺激が少なく時間が経つのを待つばかりという人は、仕事自体にストレスを感じていなくてもネガティブな気持ちになってしまうことがあります。

プライベートも同様です。

たとえば、ゲーム好きだからといってずっと部屋にこもってゲームをし続けるだけでは、ネガティブな気分が増してくるものです。

満足感や充実感は、「ストレスがまったくない状態」を作れば勝手に出てくるものではないので、自分自身で満足感や充実感を感じられるようにしていく必要があります。

 

サザエさん症候群の対策とは?

さまざまなことが原因で起きるサザエさん症候群。

サザエさん症候群にはどのような対策が効果的なのでしょうか?

具体的な対策は以下の通り。

  • ストレスの原因を知る
  • 仕事に対する意識を見直す
  • オンオフの切り替えをする
  • 生活習慣を整える(食事・睡眠・運動)
  • 精神的にリラックスできるものを取り入れる(アロマ・マッサージ・入浴)
  • 趣味など集中できるものを見つける
  • 平日や休日に予定や楽しみを設定する
  • 日曜日の夜に“少しだけ”仕事に着手しておく
  • ルーティンワーク・作業興奮を活用する
  • どうしても解消されない場合は転職を検討する

それぞれ詳しく解説していきます。

 

ストレスの原因を知る

まずは「サザエさん症候群」となっているストレスの原因を知ることです。

日曜の夕方、何が自分を憂鬱にさせているのかを自問し、その答えが解決可能なものかどうかを客観的に考えてみましょう。

例えば「仕事相手とうまくいかないから行きたくない」という理由であれば、アプローチの仕方を変えたり、上司や先輩に相談することで好転する可能性があります。

客観的に考えるのが難しいのであれば、現状を誰かに話して意見を聞いてみるのも良いでしょう

 

仕事に対する意識を見直す

仕事に対して目的意識がなく「ただ日常をこなすだけ」という状態にあると、仕事が苦痛に感じたり精神的に疲労してしまいます。

自分が働く目的を見出せると、仕事に対しても意欲的になれて精神的な疲労も緩和されます。

「お金のために働いている」というのが目的だとしても、そのお金の使い道が自分の娯楽や学びにつながるのであれば、仕事に対する意識も自然と変わってくるでしょう

 

オンオフの切り替えをする

オンオフの切り替えがなく、常に仕事のことを考えていると気が滅入ってくるのではないでしょうか?

「仕事以外の活動の場であっても、体験したことや学んだことを仕事へ活かそう」「得られた人脈などを少しでも仕事に繋げる努力しよう」というようにオンオフの切り替えのない状態を推奨するサイトもありますが、これでは心身が擦り切れてしまいます

オンとオフのメリハリをつけて心身ともに休めるようにしましょう。

 

生活習慣を整える(食事・睡眠・運動)

サザエさん症候群の原因には生活習慣の乱れがあるので、生活習慣を整えることも効果的な対策です。

「食事」「睡眠」「運動」それぞれにおいて以下に気を付けましょう。

 

食事

栄養のバランスのとれた食事を摂ることが望ましいですが、その前に「3食」を規則的に食べているかどうかが大事になってきます

「今日は食べない」「今日は時間が空いているから食べる」など不規則な生活をしていると、食事がおろそかになりがち。

まずは規則的に3食食べることを意識し、その次に栄養価などに注意していきましょう。

 

睡眠

睡眠は生活習慣を乱す一番の原因。

不眠症などを患っていないのであれば、一定のリズムで就寝すると良いでしょう

ただし、就寝時間を決めるためには自分に最低限必要な睡眠時間を知っておくことが大切。

一般的には「6時間半〜7時間半」の睡眠が必要と言われていますが、この時間には個人差があるので、自分にとって最適な睡眠時間を把握しましょう。

平日に最も自分が気持ちよく起きた睡眠時間を計測しておき、それをもとに睡眠時間を決めると良いでしょう。

 

運動

食事と睡眠を規則的に整えたら、運動を取り入れましょう。

運動は精神的な疲れを癒やすことにも繋がっており、運動をすることで「セロトニン」と呼ばれる脳内物質の分泌が促されて、ポジティブな気持ちになることができます

休日にジョギングを15分ほど行ったり、3日おきに筋トレをするなど、あまり疲労がたまらない程度に運動すると良いでしょう。

 

精神的にリラックスできるものを取り入れる(マッサージ・入浴・アロマ)

サザエさん症候群は主に精神的なストレスが原因となっているため、精神的にリラックスできる対策を取り入れるのもおすすめです。

仕事帰りや休日にマッサージを受けたり、お風呂はシャワーで済ませずにゆっくりと湯船に浸かると良いでしょう。

アロマの香りを活用するのも手軽でおすすめ。

アロマの香りが脳に良い影響を与えることで、気持ちを落ち着かせたり、憂鬱な気分を改善することができます。

リラックス効果のある以下のアロマを取り入れてみてはいかがでしょうか。

  • ラベンダー
  • オレンジ
  • サンダルウッド
  • ベルガモット
  • ゼラニウム

 

趣味など集中できるものを見つける

趣味など何か集中できるものがあると、精神的疲労が和らいで月曜日の憂鬱さが気にならないということもあります。

ランニングなどの体を動かす趣味も良いですが、読書や音楽やモノ作りなど、とにかく自分が楽しく集中してできるものがおすすめです。

趣味が無いという方は、まずは色んなことを体験することから始めてみてはいかがでしょうか?

 

月曜日・休日に予定や楽しみを設定する

サザエさん症候群は月曜の仕事を考えると辛くなるので、月曜日に楽しみとなる予定を設定したり、次の週末の予定を設定して乗り越えるのも良いでしょう。

 

月曜の朝or夜に楽しみを作る

モチベーション高く一週間を始めるためには、月曜日の朝か夜に自分の「楽しみ」を設定するのも効果的な対策です。

最近では「朝活」をする人へ向けて早朝の勉強会が開催されていることも多いので、自分の興味のある分野の朝活に参加するのもおすすめです。

夜に設定するのであれば、飲み会の予定を立てるのも良いでしょう。

月曜日に飲み会!?と思うかもしれませんが、月曜日であれば他の曜日よりもお店も空いている可能性も高いのでおすすめです。

 

次の休みの予定を立てる(昼間がおすすめ)

サザエさん症候群の方の多くは、月曜日から始まる一週間があまりにも長く感じられるかと思います。

そんな時には憂鬱になりがちですが、次の休みに楽しみとなる予定があれば前向きに頑張れるのではないでしょうか

日曜日にだらけすぎてしまうと、月曜日の朝に仕事モードに切り替えるのが難しいので、予定を入れるのであれば昼間にしましょう

一週間が長いということであれば、ノー残業デーに設定されていることが多い「水曜日」を一時休止の日にするのもおすすめ。

その夜に楽しみな予定を入れたり、休養のために早めに帰社するといった自分なりのルールを設けるのも良いでしょう。

 

日曜日の夜に「少しだけ」仕事に着手しておく

サザエさん症候群で悩んでいる方は、「日曜日に仕事なんてしたくない…」と思うかと思います。

ここで言う「仕事」とは、資料作成のためのリサーチや、次にやるべきタスクへの準備など、30分から1時間程度で終わる仕事のこと

30分から1時間でも仕事に着手しておくことで、「仕事に追われる」といった心理的負担が軽減されます。

それでも精神的にできないということであれば、翌日に出社した際に「同僚と話す内容を考えておく」程度でも良いでしょう。

 

ルーティン・作業興奮を活用する

「ルーティン」と聞くと、ラグビー日本代表の五郎丸選手の特徴的な仕草を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか?

この「ルーティン」はスポーツだけでなく、仕事にも効果を発揮してくれます。

通常は自分の中で決めた「ルーティン」を行うことで、精神的な安定や高い集中力を得ることが目的とされますが、ここでは「物事を選択するということに費やすエネルギーを抑える」という効果に着目します。

新たな一週間が始まると、「何から手を付けたらいいのだろう?」と考えてしまいがち。

以下のような「ルーティン」を決めることにより考える時間を減らし、その後の本格的な仕事への足がかりとしていきます。

  • PC内のファイルを整理する
  • 鞄の中身を整理する
  • 先週の一週間を振り返る
  • 今日のタスクを洗い出す 等

また、人間の脳には「作業興奮」と呼ばれる性質があります。

この性質をふまえて負担の少ない作業を続けて「気持ちが乗ってくる状態」を意図的に作り出すことで、新たな一週間を始める際の倦怠感を抑えることもできます。

 

どうしても解消されない場合は転職を検討する

今の仕事に適性がなくて苦痛を感じているのであれば、これまでに紹介してきたサザエさん症候群の対策を講じても根本的な解決は難しいです。

そんな時には、思い切って「転職」を検討することをおすすめします。

仕事で無理をしすぎたり誰にも悩みを相談できずにいると、強いストレスが慢性的に持続してしまいます。

慢性的な強いストレスは精神的なダメージとなり、深刻なうつ病や身体の病気を引き起こす可能性もあります。

そのような事態になる前に「思い切って転職する」ということも、選択肢の1つとして覚えておくと良いでしょう。

 

サザエさん症候群になりやすい人の特徴とは?

サザエさん症候群は対策を実践していけば解決することができますが、そもそもサザエさん症候群になりやすい人となりにくい人がいます。

サザエさん症候群になりやすい人は注意すべきことが増えるため、予防のためにも自分がサザエさん症候群になりやすいタイプなのかをチェックしておきましょう。

 

睡眠時間が少ない

睡眠時間が少ない人は、慢性的に疲労が溜まってサザエさん症候群になりやすいです。

ゲームやSNSに夢中になるとついつい睡眠不足になりがち。

そのような方は日曜日の生活習慣も崩れやすいため、サザエさん症候群になる可能性が高いでしょう。

 

休日に寝だめしようとする

「休日に寝だめできる」と考えている人もいるかもしれませんが、「寝だめできない」ということが科学的にも証明されています。

米ハーバード大学医学大学院睡眠医学のCharles Czeisler教授

睡眠時間の長さを決める主な要因は「起きていた時間」の長さではなく、体内時計の「時刻」である。

引用元: Local modulation of human brain responses by circadian rhythmicity and sleep debt

この研究内容をふまえると、休日にまとめて睡眠時間を確保しようとしても体内時計により起きてしまうので寝だめはできません

仮に無理やり眠ったとしても、平日になればまた睡眠不足が続く状況に戻ってしまうでしょう。

 

テンションの落差が激しい

テンションの落差が激しい人は、日曜日の夕方から夜の雰囲気をきっかけにテンションがガタ落ちしてしまうことが多いかと思います。

「生まれ持った性格」という側面もあるのですぐに解決するのは難しいですが、ストレスや気分をコントロールする対策により、サザエさん症候群を防いでいく必要があります。

 

趣味がなく楽しいと思えることがない

無趣味で休日に予定もない人は充実感を感じることができず、ストレスが溜まる要因にのみ意識が集中してしまいます。

このような方は溜まったストレスを解消する手段がない・少ないために、サザエさん症候群になりやすい傾向があります。

 

休日は自宅で過ごすことが多い

ここでいう「自宅で過ごす」は、一人で過ごすということです。

休日に一人で過ごす時間だけが続くと、孤独感が募って陰鬱な気分になってしまいます。

趣味などに集中する時間があればまた別ですが、特に予定もなく一人で過ごしていると孤独感を感じて陰鬱な気分になりやすいため、サザエさん症候群になりやすいでしょう。

 

仕事がつまらないと感じている

仕事に対してやりがいが感じられず、仕事がつまらないと感じている人もサザエさん症候群になりやすいです。

自分の適性のない仕事を続けていればつまらないと感じるのは当然ですが、つまらないと思う原因次第では自力で改善することも可能でしょう。

 

職場の雰囲気や人間関係にストレスを感じている

職場の雰囲気や人間関係にストレスを感じている人は、平日が来ることによるストレスがかなりかかります。

特に人間関係で悩んでいる場合は、「悪口を言われるのでは?」「嫌がらせをされるのでは?」などと具体的に嫌なことがイメージできてしまうので、サザエさん症候群と密接に関係してくるでしょう

 

実録!サザエさん症候群の週末の過ごし方とは?

ここからは、実際にサザエさん症候群になったことがある方の「週末の過ごし方」をご紹介します。

サザエさん症候群になった方はどんな週末を過ごしていたのでしょうか?

行動と心理状態を時系列で見てみましょう。

 

「サザエさん症候群」の週末の過ごし方
行動や心理状態
金曜日【夜】
寝るのがもったいないので夜遅くまで起きている。
土曜日【朝】
一度目を覚ましても「休日だから…」と二度寝する。
日曜日【朝】
目が覚めてまだ日曜日だとわかってホッとするものの、「休みはあと1日か…」と心に暗雲が立ち始める。【昼】
「休みがあと半日しかない」とブルーになるが、「まだ夜までには時間がある」と自分に言い聞かせる。【18:30】
「サザエさん」が始まるが、この時点ではそこまで憂鬱な気分にはなっていない。【19:00手前】
「サザエさん」のエンディングテーマが始まった途端に一気に憂鬱な気分になり、焦りを感じはじめる。

【夜】
23時に始まる番組のテーマ曲を聞いて憂鬱な気分が最もひどくなるのと同時に、「目が覚めたらもう逃げられない」といった絶望的な気分になる。

 

「サザエさん」のエンディングをきっかけに症状があらわれ始め、その後は暗く重い気持ちのまま刻一刻と時間が過ぎていきます。

夜になると憂鬱な気分はピークを迎え、「早く寝なきゃ」という焦りと「寝て目が覚めたら月曜日だ」という憂鬱さの入り混じった状態に陥っているようです。

生活習慣においては睡眠時間が不規則で、日曜日には心理状態が徐々に憂鬱になるという特徴が見受けられます。

 

憂鬱なのは時代や社会のせい?

サザエさん症候群はいつから見受けられるようになったのでしょうか?

諸説ありますが、サザエさん症候群は近年発症するようになったと考えられています。

「サザエさん」の番組自体は50年以上前から放映されているのに、サザエさん症候群といった言葉ができたのは2005年頃

サザエさん症候群と関連する「ストレス社会」という言葉が見受けられるようになったのも近年なので、やはり時代の流れや取り巻く環境・社会により発症する人が増えてきたという部分はあるでしょう

 

海外の人もサザエさん症候群になる?

サザエさん症候群は真面目な日本人だけの現象だと思うのではないでしょうか?

実はワークライフバランスがしっかりしている欧米諸国でも同様の症状に悩んでいる人が多く、「サザエさん症候群」に該当する言葉が存在しています。

 

海外では「ブルーマンデー症候群(Blue Monday Syndrome)」が一般的

サザエさん症候群は、世界的には 「ブルーマンデー症候群(Blue Monday Syndrome)」と呼ばれています。

サザエさん症候群とは異なり、「月曜日に憂鬱になる」ことを端的に表現しています。

 

サザエさん症候群の別名は他にも

サザエさん症候群は、他にも以下のように呼ばれています。

  • マンデーブルー(Monday Blues)
  • サンデーナイトブルー(Sunday Night Blues)
  • マンデーモーニングシンドローム(Monday Morning syndrome)
  • 月曜病

「休日明けの仕事が嫌だ」と思う気持ちは世界共通のようです。

 

サザエさん症候群が重症な場合は心療内科にかかった方が良い?

サザエさん症候群は大したことないと思う方もいるかもしれませんが、サザエさん症候群は重症化する可能性があるので注意が必要です

以下の状態まで症状が悪化した場合は、心療内科を受診することをおすすめします。

  • 本気で月曜日が嫌だ
  • 月曜日が嫌で泣いてしまう
  • 月曜日が嫌で体調不良になる

それほどサザエさん症候群が重症化していないのであれば、対策を実践して改善を試みてみましょう。

 

サザエさん症候群とうつ病の関係は?

サザエさん症候群は重症化した場合には受診が必要になりますが、「うつ病」との関係はあるのでしょうか?

サザエさん症候群自体は休日の終わりに現れる一時的な症状なので、うつ病ではありません

しかしながら、 サザエさん症候群の症状を放っておくとうつ病になってしまう可能性があるので注意が必要です。

うつ病になってしまうと、治療期間は短くても2~3ヶ月、長ければ何年もかかってしまうことも。

サザエさん症候群の症状が日曜の夕方だけでなく日常的にある場合は、早めに心療内科を受診しましょう。

 

小学生でもサザエさん症候群を発症する!

小学生でもサザエさん症候群になることがあります。

学校を毎日楽しみにしている子どもでも、「お休みのほうが嬉しい」という子どもが多いものです。

お休みの方が良いと感じている子どもたちも、月曜日に学校へ行くのが憂鬱に感じてサザエさん症候群になる可能性が十分にあるでしょう

サザエさん症候群は働く大人だけのものではありません。

子どもや学生、高齢者でも、誰もがサザエさん症候群になる可能性があります。

 

月曜日は「死のリスクが高い」というデータがあるので侮れない

あらゆる曜日の中で月曜日の朝」に死のリスクが高いという研究報告があります。

サザエさん症候群だけが原因ではありませんが、以下のようなものが折り重なって病気や自殺による死が起きているようです。

  • 前日からのサザエさん症候群
  • 夜から朝に変わるときの体調変化
  • 生活リズムが夜型から朝型に変わるときのストレス

サザエさん症候群はあくまでもひとつの要因に過ぎませんが、心身ともに影響を与える点を考慮すると早急に対策をする必要があると言えるでしょう。

 

サザエさん症候群は今すぐ対策を!

サザエさん症候群の原因や対策を中心に、サザエさん症候群の危険性などについても触れてきました。

国民的アニメ「サザエさん」が由来のサザエさん症候群。

名前だけを見ると大したことない印象を受けますが、心身ともに不調を来してしまい、重症化するとうつ病になる可能性があるものです。

しかしながら、適切な対策をしていけばサザエさん症候群を予防したり改善することができます。

日曜日の夕方から夜に少しでも異変を感じたら、サザエさん症候群の対策を実践してみてはいかがでしょうか。

 

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